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2009年9月3日木曜日

Windows が正しく開始できませんでした


 かなり不幸な気持です。
 2008年3月に購入して快調に使っていた XP Core 2 duo (メモリ 4GB), 320GB×2つのHDというマシーンがいかれてしまいました。

 昨1日午後、さくさくと作業中に前触れなくなぜか暗転し、自己回復したかと思ったら、ふたたびみずから再起動し、‥‥といったことを始めてしまった。この子も疲れたのかな‥‥、といったん電源を切ってしばらく休ませてから起動すると「システムは深刻なエラーから回復しました」というメッセージとともに動き出しました。
 しかし、ファイル名を変えたり、印刷したりといった命令をすると、とたんに自主的再起動に向かうので、もしやウィルス?と最初は疑いました。いえ、VirusBuster の状態は最新で、清潔そのもの。
 これはいかんと、すこし安定したかにみえた夕刻に、C:ドライヴの「最適化」と「チェックディスク」を行いました。これが結果的に悪かったのか、再起動できず、写真のようなメッセージ。
「このファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windowsを起動できませんでした:
 ‥‥\config\system 」

 それに、修復のためのセットアップ CD-ROM なんてどこにあるんだ? 部屋中をひっくり返しても見つからない。
 昨夜はこれで挫折。枕と相談してみました。そうだ、CD-ROM ではなく「セットアップ領域」がハードディスクのなかに確保されているのではなかったか。そもそもぼくのPCには 伊達にハードディスクが2つあるのではなく、そもそも RAID というシステムで、緊急事態に即対応するはずなのに、どうなってるんだ?‥‥
〈to be continued.〉

4 件のコメント:

  1. ご無沙汰しております。インドにしばらく出張していましたが、インドでは発熱し、帰国してみれば激しい腹痛…としばらく仕事も手に着かない状態が続いています。さて今回の件、まだ主様の記事は続くものと思いますが、誠に深刻な事態とご同情申し上げます。このエラーメッセージは、Windows95の昔より変わらず、十中八九の高い確率でハードディスクの物理的損傷によってシステムファイルが壊れた場合に出てくるものです。このメッセージが出た場合、かつての僕は、まずハードディスクをPCから取り出して、他のPCにそれを接続させ、損傷領域がドキュメントファイルやメールデータなどの部分に及んでいないならば、それらを優先的にサルベージする一方、その後で障害の起きたハードディスクにはあらためてOSのクリーンインストールを試み、それでもまだ物理的問題が生じる場合には、ハードディスクそのものの交換を行っていました。ハードディスクの物理的損傷は、経年劣化だけではなく、いつなんどきどのような弾みで起きてしまうのか…その理由を特定できないところに問題があり、この問題はWindowsだろうが、Macだろうが同じことです。先日はウップサーラ大学に持ち込んだMacのノートブックのハードディスクがやはり物理的損傷をきたし、システムが全く認識されなくなったため、泣く泣くハードディスクを交換しました。(この時の物理的破損は深刻で、2005年頃から撮り貯めていた写真の多くを失いました。)主様の場合、ハードディスクが二台搭載されているということで、データのバックアップなど、事なきを得たことを祈ります。

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  2. 〈承前 → 悄然〉
     さっそく経験豊富なグスタフ先生のコメントを頂きました。ありがとうございます。
    「このエラーメッセージは、‥‥ 十中八九の高い確率でハードディスクの物理的損傷によってシステムファイルが壊れた場合に出てくるものです。」
    うーむ、やはりそうか。

     溯りますが、経過説明を。じつは2日(水)午前には、AJC や山川をはじめとして緊急の連絡確認をしたうえで、まずは東大生協のヘルプデスクに行って、ぼくが問題の理解を大きくはずしていないことを確認。【なにしろ NECのカスタム注文のデスクトップだし、ブツを簡単に持ちこむことはできないのです。】見積書からハードの正確な構成を見てもらって、次の2つの見通しをえました。

    1.症状がソフトの問題なら、電源を入れて
      NEC のロゴが出ている間に F11 を何度か押して、
    「セットアップ領域」によるカスタム再セットアップを、画面の指示のままに進めれば OK 、のはず。
    Windows XP の再セットアップ
     かくして、Windows が購入時のような設定場面に転じればめでたし、めでたし。

    2.さもなければ、ハードが損傷したという問題で、これは工場へ戻すしかない。

     固唾をのんで一人で C: ドライヴの再セットアップを開始しました。案外順調に進むじゃないか、と思いきや、15分ほどたって暗転してからは、なんの動きもなくむやみに長い沈黙。そういえば、もちろん LAN は外してあるが、プリンタやスキャナのケーブルは繋いだまま(電源はoffだが)作業を始めてしまった‥‥むやみに長いのは、そのせいなのか?
    〈to be continued.〉

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  3. 〈悄然〉
     途中は省略しますが、モニタとマウス以外はすべての周辺機器をはずして、再トライ。何度も暗転と自主的な再起動を繰りかえして、セーフモードであれ、前回正常起動時の構成であれ、途中に「緑の草原と青い空」の画面で嬉しい思いをするのですが、結局30分後に帰着するのは、このメッセージでした。
    迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。

     グスタフ先生の場合は、最初から「障害の起きたハードディスクにはあらためてOSのクリーンインストールを試み‥‥」とありました。ぼくの場合は、たった 20ギガの C: だけの再セットアップにこだわっていたから、いけないのかもしれない。
     なにしろ一個で300ギガのハードディスクのうち、C: ドライヴとして出荷時に確保されてあったのは、なぜか 20ギガのみ。1年半も使っていると、もう一杯で、たとえば最適化(defrag)さえ、「空き領域が足りないので実行できません」などというメッセージが出てきてしまったりする。
     また D: ドライヴのデータについては、8月16日の時点で外部記憶装置に全コピーしてあるし、その後の新しいファイルについては常に USB にバックアップして携行。

    → というわけで、ここは思い切って C: ドライヴを大きく解放し、システム関連のファイルが(たとえ物理的損傷があった場合でも)十分に健常な領域を使って活躍できるように、とパーティションを切り直すことにしました。そもそも従来から時間さえあれば、(でも時間がないから)と引き延ばしていた、重要な棚上げミッションでした。
    〈to be continued.〉

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  4. 〈本日〉
     本日4日、ある出版の校閲を済ませて、また支援チームでAJC関連の緊要な処理を確認して、また生協PC売り場で、ハードディスクじゃない SSDの Dynabook の魅力について売り手側の意見を聴いたあと、心の余裕をもって restore にかかりました。
     ゆるりと、boiling water で紅茶をいれ、ヨーグルトに数種のドライフルーツを交ぜ、それからモーツァルトにも同席してもらって → F11 から「HD の領域を自由に設定して再セットアップ」を選び、C:ドライヴを100ギガに設定しました。 → F8
     始めてから26分後には「NECのマイクロソフト Windows XP 登載コンピュータをご購入いただきありがとうございます。」というメッセージがでた!!

     購入時のことを思い出しながら、そっくり新しい設定をしたうえで、「スタート」から電源を切り、ふたたび電源を投入して explorer で見ると、しっかり
    C: 正常(システム) 容量 93GB 空き領域 84GB (90%)
    D: 正常 容量 202GB 空き領域 202GB (99%)
    NEC-RESTORE 正常
    と表示されていました(端数は切り捨て)。

     おもむろに Office Pro 2007 をインストール;一太郎(ATOK)をインストール;プリンタをインストール; VirusBuster をインストールしたうえで、LAN に接続。
    ここで第1にすべきことは、VirusBuster と Windows XP の更新。IE も見える。この blogspot も読める。

     それではいよいよデータの移動、と USB メディアを挿入して「マイドキュメント」ならぬわが固有のデータフォルダ名をクリックしたら‥‥即、暗転。
     なんと、自主的な再起動と、このメッセージが繰りかえす悪夢が再来。
    迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。

     もうこれは、上の2つの見通しのうち 2. ハードが損傷したという問題以外にないではないか。再セットアップ(restore)という - 素人にも可能な - 手術でなんとかなるか、と最後まで頑張ったのだが、残念無念。これは工場へ戻すしかない。

     では、なぜここまで自力更生にかけたか、というと、
    理由(一) 日英歴史家会議(AJC)を再来週にひかえ、工場に戻して、10日も2週間も大学にPC無しという情況を作りたくなかった。
    理由(二) 自宅のPCはデスクトップで動かせない。ノートパソコンは5年前の Centrino で、「未病」というか「加齢による鬱」の状態。

     うーん。結果的には逆で、貴重な時間を無駄に過ごしたことになるのか。大学ではこの華麗ならぬ加齢 Centrino をごまかしごまかし使うしかなさそう。
     AJCの連絡確認は、皆さまの協力で支障なく進んでいます。そのはずです。
     あくまで端末のマシーンの故障であって、アカウントには何の問題もありませんので、どうか悪しからず。自宅の環境も光ファイバです。

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