近藤和彦のブログ
近藤和彦 の懇談コーナーです。 写真は Old Schools, Cambridge の賢人たち。ちょうど対面する Trinity Hall の3階の部屋から撮りました。
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イギリス政治
『イギリス史研究入門』 第4刷
ジャコバン研究史から見えてくるもの
礫岩国家と普遍君主
『みすず』645号 読書アンケート
Anglo-Japanese Conference of Historians
ケインブリッジ 空撮
18世紀なかばのロンドン略図
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2025年12月11日木曜日
新刊予告
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雑誌『図書』12月号の一番最後のぺージにも予告が出ました。 『 「歴史とは何か」の人びと 』、四六判、1月23日刊と予告されています。 本文と巻末(横組)の史料文献一覧も確定し、カバーおよび帯のデザインも決まりましたが、ただ今、索引につき最終的な、ホントに最後の奮闘中です...
2025年12月3日水曜日
すずらん通りの東京堂
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ただいま新著『「歴史とは何か」の人びと - E・H・カーと20世紀知識人群像』のポリフォニー的列伝の最終局面。ほとんど昼夜反転しそうな日が/夜が続きます。 神田一ツ橋の岩波書店で今夕の仕事は済んだことにして、白山通りを渡り、ホッとした気持で歩くのは神田神保町の「すずらん通り」...
2025年11月20日木曜日
20世紀知識人群像
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季節は進んで、熊と雪の便りがつづきますね。 こちらはあいもかわらず拙著の仕上げでアクセクしております。 【とはいえ、この間に日仏会館の催しにもとづく、高澤・平野(編)『 近代日本の歴史学とフランス 』(山川出版社)の後半に収まるはずの「 西洋史研究におけるフランス学」- 長...
2025年11月1日土曜日
はしがき
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ご無沙汰は続き、ついに11月になってしまいましたが、理由は9月27日に書いたのと同じで、まだ拙著の校正ゲラと取組中です。経過のご報告として「はしがき」から一部を引用いたします。 <Quote:> 先にわたしはカーの『 歴史とは何か 新版 』(岩波書店、二〇二二)を訳出...
2025年9月27日土曜日
近況ご報告
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まったくご無沙汰しています。ときに「‥‥ホームページのブログの更新が4月以降止まっていることを心配しています」とかいう優しい問合せをいただいて、恐縮しています。 なんとか無事に日々を暮らしていますが、ブログの更新がないのは、① 言いたいことがないのではなく、むしろ逆で、日...
2025年4月17日木曜日
主権・IR・カー
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『 「主権国家」再考 』(岩波書店)は本日、16日発売とのことですが、先にも書きました詳細な目次だけでなく、立ち読みコーナーもあって、ぼくの「序論」についてはちょうど半分、pp.1-10 がウェブで読めるようになっています。 → https://www.iwanami.co....
2025年4月10日木曜日
Shohei's 'might-have-been'
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『 「主権国家」再考 』が岩波書店のウェブぺージに載りました。中澤達哉責任編集/歴史学研究会編、岩波書店、4730円。16日刊行とのこと。詳細な目次も、こちらに → https://www.iwanami.co.jp/book/b10132793.html 先にも(3月6日...
2025年4月9日水曜日
相互関税? 報復関税!
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April Fool の4月1日を避けて2日(水)に発表されたトランプ大統領の Reciprocal Tariff ですが、驚きですね。『朝日』だけでなく『日経』もはっきりと批判・反対の立場を表明。 なんの合理性もなく、ただの18・19世紀的な貿易収支にこだわる「重商主義」...
2025年3月28日金曜日
花鳥風月
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世の中、内も外もおかしなことばかりです。季節も、スギ花粉症の盛りに黄砂まで加わって、調子悪いこと、この上なし。 24日(月)に東京(靖国神社の標本木)の開花宣言がありましたが、わが集合住宅の中庭のソメイヨシノも同じ24日の夕刻に、このとおり。↓ そのあと暖かい日が続いて、2...
2025年3月6日木曜日
主権国家サイコー(II)
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わが序章「主権という概念の歴史性」の書き出しについては、何度も書き改めて(合衆国の大統領選挙が進行中で、カマラ・ハリス優勢かもという報道に甘い期待を抱いたりしていました)、結局、現状分析の項目記事ではないと割り切って、第2段落で、短かくこうしたためて了としました。 「 ...
2025年3月5日水曜日
主権国家サイコー!?
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この4月に刊行予定で進んでいる 歴史学研究会編(中澤達哉責任編集)『 「主権国家」再考 』(岩波書店、2025) ですが、ぼくは 序章「主権という概念の歴史性」を担当しています。 昨夏の終わりが原稿〆切、暮れから正月に初校、2月に 再校 の期間がありました。歴史学研...
2025年2月19日水曜日
『読書アンケート 2024』
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みすず書房より『読書アンケート 2024』(単刊書、2月刊、800円)が到来。 → https://www.msz.co.jp/book/detail/09759/ ぼくも短かいながら5件の出版について感想を述べました(pp.175-178)。掲載の順番は、おそらく原...
2025年2月4日火曜日
卒寿の著書
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みなさんは、 服部春彦 『 フランス革命と絵画 イギリスへ流出したコレクション 』(昭和堂、今年2月刊)を見ましたか? 先に『文化財の併合 フランス革命とナポレオン』(知泉書館、2015)がありました。これに続く、フランス革命・ナポレオン・美術品の移動というテーマだな、と軽い...
2025年2月1日土曜日
2期目のトランプ
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1月20日に就任式を終えたトランプ大統領、議会の承認なしで執行できる大統領令(executive order)でどんなことを指令するか、メディアは戦々恐々で見つめていただろうと思います。ただ、いろんな極端なことを言っても、それは deal の始まりで、(ブレインが熟慮したうえ...
2025年1月5日日曜日
謹 賀 新 年
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戦禍や災害がうち続き、政治も危うげな昨今です。みなさま、いかが新年をお迎えでしょう。 こちらの直近の最優先課題は 『 「歴史とは何か」の人びと - E・H・カーと20世紀知識人群像 』(岩波書店) の仕上げです。中澤(編)『「主権国家」再考』(岩波書店)は共著者とともに...
2024年12月25日水曜日
『講義 ドラマールを読む』
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クリスマス直前に、 二宮宏之 さんの遺著『講義 ドラマールを読む 』(刀水書房、2024年12月)が到来! 知る人ぞ知る、ながらく話題になっていた、二宮さんの東大文学部における1984年度の講義全23回分が、そして講義中に配布された資料も一緒に、二宮素子さんのたゆまぬ努力、...
2024年12月20日金曜日
ナベツネと東京高校
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19日にナベツネ= 渡辺恒雄 さんが亡くなりました。1926年生まれ、98歳。 2011年に亡くなった 柴田三千雄 さんと同い年です。そればかりか、旧制 東京高校 で同級生、学徒援農で、信州の農家に泊まり込み、なにかでお腹を壊して苦しんでいたところ、ナベツネに背負われてそ...
2024年12月10日火曜日
村棲みの世に遅るるも
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阿智村の住宅を巡見させていただいて、感慨深かったのですが、清内路の神社の脇、昔の「回り舞台」のあとが公民館になっていて、そこの2階にこんな和歌がいくつも詠まれて、掲げられていました。 「 養蚕を是としひたすらなりし世も 過ぎむとしつゝ残る桑株 」 「 村棲み...
阿智村と湾岸
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土・日は長野県 下伊那郡 阿智村(あちむら:清内路、駒場、昼神温泉)にて、都市史学会大会+山里科研総括シンポジウム「山里の都市性」でした。 寒かった! 清内路(せいないじ)・駒場など guided tour の最中にも、みぞれか雪か、という具合でしたが、夜の懇親会は村長...
2024年12月6日金曜日
『社会運動史』は研究誌か?
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日仏会館で14日(土)に催される〈近代日本の歴史学とフランス――日仏会館から考える〉については、先に述べましたが、こちらは22日(日)一橋大学における催しです。ブログを転写しますと → http://blog.reki-nin.org/ 「歴史と人間」研究会 シンポジ...
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