近藤和彦のブログ
近藤和彦 の懇談コーナーです。 写真は Old Schools, Cambridge の賢人たち。ちょうど対面する Trinity Hall の3階の部屋から撮りました。
Features
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イギリス政治
『イギリス史研究入門』 第4刷
ジャコバン研究史から見えてくるもの
礫岩国家と普遍君主
『みすず』645号 読書アンケート
Anglo-Japanese Conference of Historians
ケインブリッジ 空撮
18世紀なかばのロンドン略図
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2024年11月4日月曜日
アメリカの民主主義
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いよいよ5日(日本時間では6日に投開票)に迫ったアメリカ合衆国大統領選挙です。民主党・共和党、それぞれ盤石の支持基盤が40%以上(47%以上?)あって、浮動票や若年層を把握しようと最後の追い込みです。 とはいえ全国的な支持率調査は、それだけでは misleading 過ちをも...
1 件のコメント:
2024年10月31日木曜日
総選挙と大人の政治
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なかなか慌ただしかった10月。27日(日)の総選挙の結果と今後については多方面で論評されていますが、 おごる自民党が大敗して191議席(← 247)、 自民ににじり寄る公明党もまさかの大敗で24議席(← 32)、 与党 計215 ⇔ 野党 計235 でした(定...
2024年9月15日日曜日
グレンコウの宿恨
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はるばるスコットランドのハイランドも西海岸、コウの大渓谷(Glencoe)に参りました。 すごく険しく、ものすごく広大で、これは写真でなく実際に来てみないとその迫力はわからない。と言いながらここは写真でご覧に入れるしかありません。 訪ねあてたのは、マクドナルド氏族の末裔...
2024年9月11日水曜日
虹の根本
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ただ今、ハイランドを探訪旅行中。幸運にも虹の根本(ねもと、こんぽん)に遭遇。 車を降りて、撮影しました。
2024年9月2日月曜日
Re-imagining Democracy
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7月に書き込んでから、猛暑にやられたというわけではありませんが、このブログに書き込む余裕のないまま、8月はあっという間に過ぎてしまいました。台風と長雨もなかなかでしたね。みなさんの近辺では、豪雨等々の大きな被害のないことを祈ります。 ドタバタとしていますが、このあとぼくは、ス...
2024年7月27日土曜日
暑い7月:中学生から知りたい パレスチナのこと
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〈承前〉 暑い7月:『中学生から知りたい パレスチナのこと』の続きです。昨日書いたことだけですと、パレスチナのことを正しく知りましょう、というので終わってしまいそうですが、むしろこの本の強みは、アラブ・パレスチナ問題の専門家=岡さんと対話しつつ、ポーランド・ウクライナの小山さん...
2024年7月26日金曜日
暑い7月
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今月に入ってから、いろんなことがありました。 イギリス総選挙と労働党の組閣;フランス国民議会選挙と政権の「オランピク休戦」!;合衆国ではトランプ狙撃に続き、これではトランプ圧勝に向かうかと見られた情況が、22日、バイデンの大統領選辞退、ハリス支持にともない、事態は急転直下...
2024年7月6日土曜日
美浜区 打瀬(うたせ)
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今日も - 太平洋側では - 暑かったですね。お変わりありませんか? そうしたなか、前々から予定されていた用件で京葉線「 海浜幕張 」まで参りました。昔「放送大学」の番組制作で何度か訪れた駅ですが、そちらとは反対の、南口(海の側)に出て、幕張メッセや千葉ロッテのスタジアム...
2024年6月15日土曜日
長谷川宏さんのおかげ
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「朝日新聞デジタル」に今、長谷川宏さんのインタヴューが連載中です。 → https://digital.asahi.com/articles/ASS644HNGS64UCVL049M.html 1940年4月1日のお生まれということで、もう80歳を越えておられますが、面...
2024年6月1日土曜日
アメリカのデモクラシに まだ希望が‥‥
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(私ごとで時間をとられている間に、日も月も替わってしまいました。)トランプの恥ずかしい違法行為の数々について、ニューヨークの12名の陪審員が「34件すべて Guilty」と評決したというニュース。わずかながら希望がつなげたような気がします。 「口止め料裁判」と日本で言っている...
2024年5月27日月曜日
amazonを名乗るフェイク
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複数の新聞のメーリングリストに入っているので、毎日何十と到来するメールのうち、たいてい1つはフェイクのフィッシュ・メールです。PCで受信しているかぎり、ヘッダー(の詳細)を見れば、即、可笑しいとわかるので、安らかな気持で(sine ira et studio)削除し、無視してい...
2024年5月1日水曜日
衆院補選 東京15区
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4月28日(日)の衆院補選について、話題の「 東京15区 」です。 マスコミは「立民3勝、自民3敗」とか言っていますが、「敵失」で勝っただけですので、驕らないでほしい。個人的には、むしろ選挙運動中に目撃した現象につき、たいへん憂慮していました。最終的な投票結果をみて、ほんのす...
2024年4月20日土曜日
燕の巣
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ソメイヨシノの時期が過ぎて、八重桜が満開。ツツジも始まり、花々が美しさを競う季節だなと思いつつ、運河に添って歩くうちに、すばやく身をひるがえす鳥。これは、逃げる虫を追う燕(swallow)です。 であれば、あの巣に戻ってきたのだろうか? 近くの集合住宅の駐車場の天井脇に営巣...
2024年4月18日木曜日
マウリツィオ・ポッリーニ、その2
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じつはポッリーニ(ぼくの5歳上)の演奏については、感動していただけではありません。とりわけ近年は、おやっ、と思うことがなきにしもあらずでした。 バッハの「平均律クラヴィーア曲集」は、なんといってもS・リヒテルの録音(ザルツブルク、1972年~73年)があって、これがそれ以...
2024年4月17日水曜日
マウリツィオ・ポッリーニ(1942-2024)、その1
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3月、イギリスから帰国した直前直後、衝撃の報はポッリーニ死去というニュースでした。 NHKの日曜夜の番組では、先週には初来日時のブラームス・ピアノ協奏曲1番(N響)、今週は30代の録画の断片いくつかに吉田秀和のコメントを加えて、最後に、なんと2019年ミュンヘンの演奏会にお...
2024年4月10日水曜日
現代のシャリヴァリ
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3月の土曜にウェスミンスタの国会議事堂・貴族院脇を歩いていたら、にぎやかな音声が響く‥‥と思ううちに、Millbank通りの南から数百人のデモ行進がやってきました。 先頭の横断幕には LGBT+ against Racism 続いて No to Islamph...
2024年4月6日土曜日
マーチモント街
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3月、ロンドンの宿の近くには Marchmont Street というのがあって、学生、インテリ、外国人向きの空気があります。初めてここに馴染んだのは1981年でした。ロンドン大学歴史学研究所(IHR)で4泊5日の院生セミナー「ロンドン史料指南」があり、この通りの北、Cartw...
2024年3月31日日曜日
男女比
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男女のことを言えば、同じオクスフォードでも、あのベイリオル学寮のホール(食堂)に行って、これまた一驚/一興。 先回にお邪魔したのは、たしかオブライエン先生、オゴーマン先生と一緒の2004年でしたか? 今回のホール壁の肖像画ないし写真ですが、過半を占めるのは、女性のフェロー...
2024年3月30日土曜日
大学のダイヴァーシティ
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オクスフォード大学の歴史学部は、むかし(2000年前後)は Broad Street の一番奥に位置し、Clarendon BuildingやNew Bodleian(今回、Weston Libraryと改称されていて、びっくり)を左右に控えて、いかにもオクスフォードの学問の中...
2024年3月24日日曜日
またもやカメラ問題
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3月のイギリスは案の定、天気は悪いがあまり寒くはなく、水仙も桜も咲きそろい、朝夕にブラックバードは歌い、リサーチおよびワークショップには悪くない環境でした。 帰国したばかりで、まだ時差呆けです。これからいろいろと書こうと思いますが、まずは昨9月に続いて、またもやカメラで冷や汗...
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