今日という日に、日食の話題ではなく、済みません。
今朝は公務のため、いつもより早く出て有楽町線で都心部へ(永田町乗り換え 9:14)。東西線と大違いで、立っている人は少ない。車中で気付いたのですが、こちらと対面の客の男女比は1:1。男性小計7名のうちぼくも含めて計6名がダークスーツ。しかしネクタイをしているのはぼく一人! なんとこちらとあちらの計14名中、スーツ姿は多数派なのだが、タイを締めているのはたった一人。それほどに世の中にクールビズなるものは普及していたんですね。朝の都心にむかう通勤電車に乗車して初めて自覚したことでした。
とはいえ、目的地の会議に出席してみたら、真ん中の机を囲んだ計9名のうち男性は7名、うち6名がタイを装着していました。ノータイの方は霞ヶ関の方でした!
電車の中での観察とあわせ考察すると、つまり定刻出勤の行政や企業の上級職の皆さんはノータイで、大学関係者の場合は「公務」でふだんと違う所に出るときはスーツにタイと「気合いを入れて」臨む、ということかな。会議の設営者は、大学教授たちがそうするだろうと想定して、やはりタイ着用と決めたんだろうか。
じつはぼくもふだんの授業や大学の会議にはノータイです。結局、ダブルスタンダードです。
今朝のようなスーツにタイ、というのは非日常の催しに参与し、粗相のないように、慎重にしっかり討論して方針を決めよう、しかも定刻に終わるように議長に協力します、という決意表明でもある。定刻の10分以上前に着席して前回の議事録を読みながら待機する、なんて、教授会でもありえないことです!
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