12日に
読売新聞オンラインの記者さんから下記のような連絡が参りました。
題名「酒都を歩く(
ぶりてん数寄)」「ワインな英国人」からもご想像のつくとおり、帰宅途上にスマートフォンで読むようなライトな記事(3ページもの)です。
≪先ほど、インタビュー記事をアップいたしました。
URLは以下の通りです。
http://
www.yomiuri.co.jp/otona/special/sakababanashi/20150130-OYT8T50208.html
また、連載記事の紹介を在日英国大使館が運営している Taste of Britain でも
紹介させていただいています。
https://www.facebook.com/oishii.igirisu
ヨミウリオンラインにアップ後、使用している写真の一部を使い、こちらのフェイスブックでも紹介をする予定です。≫
いま、拝読しました。イギリスは太陽光が不足しており、といったあたりから面白いのですが、そのあと俄然話が専門的になり、しかしやはり面白いので皆読み進めていく、といった感じの文章です。近代資本主義の全面的な再調整が必要な今日、イギリス史を学ぶことの意味がリアルに分かります。ところで、トルストイも「ビールは健全な飲み物なので労働者にもオススメ」とか(私には)わけの分からないことを言っているのですが、このあたりの言説を比較するのも面白そうだと思いました。
返信削除Yoshiroさん、コメントありがとう。
返信削除19世紀後半~20世紀初めのイギリス節酒主義運動で、ビールは推奨の飲料でした。まじめな経済史家 G.アンウィン(1870-1925)の親がパブの経営者で健全な労働者にビールを提供していたというのを知って、20代の頃、よく理解できないでいたものです。
もしや国別の現象でなく全ヨーロッパ的な事象として考えるべきでしょうか。「同時代」という捉え方はすごく重要ですね。Yoshiroさんの映画や建築様式が「体制」の違いをこえる、という議論も思い出します。
ところで、読売オンラインのインタヴューは12月のことで、まだT. ピケティの議論を知らないままでいました。ピケティの仕事がただの格差論ではなく、強力で目覚ましいことについては、また後日に。
明朝は立正大学の大学院試験日です。