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2019年10月22日火曜日
芋づる式!?
拙著『イギリス史10講』は今月初めに第12刷を出していただきました。
2013年12月に初版1刷でしたので、6年間にこれだけ増刷というのは有り難いことです。じつはそのたびに、気付いた範囲で、また該当ぺージ内での添削にとどめますが、ちょこちょこと改良・修文をしています。ですから、扉裏の年表に初版にはなかった「2017 EUからの離脱交渉始まる」といった記述がある、といったちょっとした改変があります。
そういった著者の提案による加筆とはまた別に、今回あたらしく付いた帯に
「つながる ひろがる、(芋づる式!)岩波新書」
とあって、裏側にはなんと、
金澤 周作『チャリティとイギリス近代』(京都大学学術出版会)
小川 道大『帝国後のインド』(名古屋大学出版会)
木畑 洋一『帝国航路を往く』(岩波書店)
清水 知子『文化と暴力』(月曜社)
という4冊が挙がっています。
帯の折り返しに「芋づる式!読書MAP」 https://iwanami.co.jp/news/n31558.html
とあり、こちらをみると、さらに『図説 英国ティーカップの歴史』(河出書房新社)
も加わり、よくわからないネットワークが絡み合ったMAPが現出します。
→ https://twitter.com/maktan0308/status/1184790143850336256
岩波新書が岩波の他の本だけでなく、他社の出版物とつながっているのが良いですね。知らなかった本もたくさん。しかも大きなMAPの右下には、
丸山真男『日本の思想』、内田義彦『社会認識の歩み』、安丸良夫『神々の明治維新』
といった本もあって、こうした名著と
「つながる ひろがる」岩波新書フェア
だそうで、ちょっと面はゆい。
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