近藤和彦のブログ
近藤和彦 の懇談コーナーです。 写真は Old Schools, Cambridge の賢人たち。ちょうど対面する Trinity Hall の3階の部屋から撮りました。
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イギリス政治
『イギリス史研究入門』 第4刷
ジャコバン研究史から見えてくるもの
礫岩国家と普遍君主
『みすず』645号 読書アンケート
Anglo-Japanese Conference of Historians
ケインブリッジ 空撮
18世紀なかばのロンドン略図
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2024年11月16日土曜日
アメリカの、民主主義の、これから
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5日(日本時間6日)の合衆国選挙の結果。なんとトランプの復活だけでなく、上院も下院も共和党が勝利! いったいマスコミの「大接戦」という予報は何だったんだ、というほどの最悪の結果です。これから4年間のトランプ専制が始まります。言葉を失います。 (斜線がかかっている州で、2...
2024年11月4日月曜日
アメリカの民主主義
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いよいよ5日(日本時間では6日に投開票)に迫ったアメリカ合衆国大統領選挙です。民主党・共和党、それぞれ盤石の支持基盤が40%以上(47%以上?)あって、浮動票や若年層を把握しようと最後の追い込みです。 とはいえ全国的な支持率調査は、それだけでは misleading 過ちをも...
1 件のコメント:
2024年4月18日木曜日
マウリツィオ・ポッリーニ、その2
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じつはポッリーニ(ぼくの5歳上)の演奏については、感動していただけではありません。とりわけ近年は、おやっ、と思うことがなきにしもあらずでした。 バッハの「平均律クラヴィーア曲集」は、なんといってもS・リヒテルの録音(ザルツブルク、1972年~73年)があって、これがそれ以...
2024年4月17日水曜日
マウリツィオ・ポッリーニ(1942-2024)、その1
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3月、イギリスから帰国した直前直後、衝撃の報はポッリーニ死去というニュースでした。 NHKの日曜夜の番組では、先週には初来日時のブラームス・ピアノ協奏曲1番(N響)、今週は30代の録画の断片いくつかに吉田秀和のコメントを加えて、最後に、なんと2019年ミュンヘンの演奏会にお...
2024年2月12日月曜日
『ボクの音楽武者修行』その2
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そういうわけで、中3(1962)の8月には3・4日かけて音楽室でベートーヴェンの全交響曲をスコアを見つつ聴く、といったこともやりました。学校にあったのはブルーノ・ワルター(コロンビア交響楽団)のステレオ録音全集。音楽室の音響環境を十分に生かすにはモノラル録音は不足、ということで...
2021年11月8日月曜日
史学会大会 11月13-14日
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『史学雑誌』9号に挟みこまれた横長の「ご案内」では 東京大学(本郷)‥‥法文2号館一番大教室 にて 公開シンポジウム「 世界主義 の諸様相 - コスモポリタニズム・アジア主義・国際主義 」 と予告されていました。13日(土)1時から勝田俊輔さんの司会・趣旨説明につづき、...
1 件のコメント:
2021年6月22日火曜日
パブリック・ヒストリー?
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19日(土)の歴研・総合部会ウェビナー「デジタル史料とパブリック・ヒストリー」は、ジェイン・オールマイア(TCD)のお話が手慣れて明快だったし、いくつも論点が明示されて意義ある研究会となりました。 コメンテータのお一人が事前のパワポでたいへん重要なことを言ってくださっていたの...
2020年11月4日水曜日
American democracy?
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みなさんと同じく、テレビの 米大統領選挙 の開票速報にクギ付け、ときにインターネットで米紙の速報を見たりしています。 それにしても、4年前に続いてまたもや世論調査はまちがって、民主党支持率を多めに、トランプ支持率を低めに見積もってしまいました。開票してみると、かつての激戦州では...
2019年11月3日日曜日
南アフリカ、強かったね
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日本が10月20日に 3対26 で圧倒的に負けた相手ですが、11月2日、エディ・ジョーンズHCのイングランドは、ラシ・エラスムス(!)HCの南アフリカ(Springboks)にやはり実力で圧倒されてしまった。トライなしで 12対32 . その点をBBCは飾ることなく、 ...
2019年5月11日土曜日
Brexit → Brexodus を歴史的にみる
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昨日はある集まりで「 イギリスとEU: Brexit を歴史的にみる 」というお話をしました。参列者は、みなさん情報・通信のプロ、またヨーロッパ駐在の長い方々もいらして、講師としてはやや冷や汗ものでした。こちらは例のとおり先史(氷期)の大ヨーロッパ大陸から説きおこし、『 イギ...
2016年9月20日火曜日
七隈(ななくま)史学会大会
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ちょっと大きく構えすぎのタイトルかも知れませんが、ポスターのような講演をすることになりました。 絵として、よく知られている16世紀後半の Europeana Regina のうち、女王の表情が優しく、また後の「国民国家」への行方がまだあまり(太い文字で)明示されていない15...
2016年3月8日火曜日
Sir Keith Thomas
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サー・キース・トマス(元British Academy会長) が 3月17日に東京到着、23日に京都へ移動、その間に 19日(土)に日本学士院@上野で公開講演という予定でいらっしゃいます。 学士院では What did it mean in early modern Eng...
2015年11月14日土曜日
宗教戦争と文明
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「国制史」か「秩序問題」か、などと悠長なことを言っていたら、13日、パリでのたいへんな一連の事件が耳に入ってきました。報道に出てきた後藤健二さんのお母さんが心配していたとおり、「憎悪と報復のくりかえし/増幅」になってしまっています。 今年5月に刊行された、 谷川 稔 『 十字...
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