近藤和彦のブログ
近藤和彦 の懇談コーナーです。 写真は Old Schools, Cambridge の賢人たち。ちょうど対面する Trinity Hall の3階の部屋から撮りました。
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イギリス政治
『イギリス史研究入門』 第4刷
ジャコバン研究史から見えてくるもの
礫岩国家と普遍君主
『みすず』645号 読書アンケート
Anglo-Japanese Conference of Historians
ケインブリッジ 空撮
18世紀なかばのロンドン略図
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2021年5月18日火曜日
〈主権〉概念の批判的再構築 ‥‥
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16日(日)15:20~18:30の日本西洋史学会大会・小シンポジウム「 礫岩のような国家にみる〈主権〉概念の批判的再構築 」ですが、Webinarの裏方も含めると200名を越える参加者(視聴者)があったようです。全参加者名はリアルタイムでは分かりませんでしたが、Google ...
2021年5月14日金曜日
日本西洋史学会大会(土・日)の報告レジュメ
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5月15日(土)16日(日)の日本西洋史学会大会は、関係者の尽力で、準備万端ととのってきたようです。全体の招待講演が 後藤春美 さん(東大)と 石坂尚武 さん(同志社大)。いろんなシンポジウムも並んで、楽しみにしています。 → http://www.seiyoushigakk...
2021年4月16日金曜日
立正大学のR
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水曜には大崎の立正大学まで授業に行って参りました。教室で授業をするのはじつに2020年1月から15ヵ月ぶり! 大学事務に顔を出すのは、20年3月の年度末処理以来でした。 学生もそれなりに居ますが、しかし Covid前に比べると、やはり空いています。 峰原坂の正門から入ると...
2021年4月6日火曜日
山陽路
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昔むかし、学齢前に住んでいた松山から、母の実家・広島県の(今は尾道市に合併した)向島に行くには、瀬戸内の今治=尾道間の連絡船で、しまなみの大きな島小さな島の間を抜けながら、次々に変わる景色のなかを船に揺られました。 その後、住居が京都、千葉に移ってからは、母とともに山陽本線で神...
2021年3月31日水曜日
はないかだ
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今春は花も若葉も早く、すでにソメイヨシノの盛りは過ぎました。 この間ゆったりと花見をする心境ではなく、ようやく今日お昼に行ってみた大横川では、 花筏 (はないかだ)状態でした。
2021年3月20日土曜日
大横川の春
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すでに、ご無沙汰一ヶ月以上になりますか。 パンデミックも日本政治も、世界政治も、気の滅入る現状。それに花粉症が加わって、じつに憂鬱。‥‥とはいえ、なにもせず内向しているわけではなく、いくつかの有意義な仕事を続けてはいます。これについては、もうすこし具体化してからお伝えします...
2021年2月11日木曜日
長老支配 gerontocracy!
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東大駒場に入学して、おもしろいと思った授業がいくつもあったうち、 京極純一 先生の「政治学」はまた特段でした。定員700か800くらいの大教室で、最前列の2・3列は席取りが激しく、真ん中あたりでも、早めに行かないと席がなくなる。立ち見の学生もいるし、後方には双眼鏡をもって板書を写...
2021年2月10日水曜日
むずかしい → やさしい → 深くおもしろい → 愉快な瞬間
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なぜか文藝春秋およびNHKで 半藤一利 の遺文が話題になっています。そのこと自体は良いことで、異論はありません。しかしその新刊本を紹介するところで 「 むずかしいことをやさしく、 やさしいことをふかく、 ふかいことをおもしろく、 おもしろいことをまじめに、 まじ...
2021年2月2日火曜日
きさらぎの小春日和
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「如月小春」という知的できれいな演劇人がいました。書評でも活躍していた。惜しくも20年前に立教大学の教室で、くも膜下出血のため亡くなりました。 今日はその名を想い起こすほど穏やかな日。運河の鵜3羽と鴎2羽が(争うことなく)日なたで昼休み中です。
2021年1月23日土曜日
罰金と過料のちがい?
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ご存知でしたか? 「過料」と「科料」と「罰金」のちがい! いま22日の閣議決定をへて国会に上程されようとしている「 特別措置法改正案 」のなかの用語ですが、時短要請について知事が命令したことに違反した場合に「 50万円以下の過料 」; 「 感染症法改正案 」の場合は、感染者の入院...
2021年1月21日木曜日
虚構新聞
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NHKの報道のうちでも、最近のヒット・ニュースは、9時のニュースにおける『 虚構新聞 』の紹介でした。ウェブの文字ニュースとしても読めます。↓ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210114/k10012810791000.html 滋賀...
2021年1月3日日曜日
謹 賀 新 年
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新年をいかがお迎えでしょうか。 1年前には想像もしなかった変事つづきの旧年でしたね。アタフタと対応しているうちに時は経過し、季節は移ろい、いつの間にかお正月。(雪国と違って)関東平野は寒いけれど無風の快晴がつづきます。パンデミックは収まらないどころか、ますます猛威をふるっ...
2020年12月26日土曜日
奇蹟が起こったのか?
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24日の午前(日本時間)にある編集者に送った我がメールでは、こう書いていました。 "事態は悪い方ばかりに向かい、この年末・年始のイギリスは、 Brexit+Covid → 大破局 を迎えるのかもしれません。(救いがありうるとしたら、EU側から差し伸べられるかも...
2020年12月22日火曜日
野村達朗さん, 1932-2020
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あとすこしで88歳になられるところ、今月に惜しくも亡くなって、すでに葬儀は済んでいるとのことです。 1977年4月に名古屋大学に赴任して、ぼくの人生は新しい局面に入ったのですが、その名古屋におけるインフルエンサが野村達朗さんでした。ぼくが『思想』630号(1976年12月)...
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2020年12月16日水曜日
ベルリンより
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師走も中旬、いよいよ本当に寒いなぁと感じ入っていたら、予期せぬクリスマスプレゼントが到来! なんときれいなベルリンの住宅カレンダー。Charlottenburger Baugenossenschaft (シャルロッテンブルク住宅協同組合)とあり、毎月分 Shinichi 署名の景...
2020年12月4日金曜日
折原浩先生のホームぺージ
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みなさま、コロナ禍でもお変わりないことを希望します。 こちらはあまり変わりなく静かな生活ですが、久しぶりに折原浩先生のぺージを読もうと思い、 http://hwm5.gyao.ne.jp/hkorihara/ をクリックしたところ 「指定されたページがみつかりませんでした。 ...
2020年12月2日水曜日
『感情史の始まり』
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Jan Plamper 著・森田直子監訳『感情史の始まり』(みすず書房)を手にしています。いつもながらみすず書房の美しい造本。 メルケル・プーチン・大きな犬の関係性をしめす写真(p.48)、アメリカ心理学の教科書みたいな表情のならぶ写真(pp.213, 217)、‥‥「キス測...
2020年11月15日日曜日
天皇像の歴史
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夏から以降はハラハラどきどきの連続でしたが、そうした間にも、あわてず騒がず仕事を処理してくださる方々のおかげで、『 史学雑誌 』129編の10号(11月刊)ができあがりました。感謝です。 「 特集 天皇像の歴史を考える 」 pp.76-84 で、ぼくはコメンテータにすぎま...
2020年11月8日日曜日
New York Times 朗報
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たった今、読みました。 Joseph Robinette Biden Jr . was elected the 46th president of the United States on Saturday, promising to restore political nor...
2020年11月4日水曜日
American democracy?
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みなさんと同じく、テレビの 米大統領選挙 の開票速報にクギ付け、ときにインターネットで米紙の速報を見たりしています。 それにしても、4年前に続いてまたもや世論調査はまちがって、民主党支持率を多めに、トランプ支持率を低めに見積もってしまいました。開票してみると、かつての激戦州では...
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