近藤和彦のブログ
近藤和彦 の懇談コーナーです。 写真は Old Schools, Cambridge の賢人たち。ちょうど対面する Trinity Hall の3階の部屋から撮りました。
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イギリス政治
『イギリス史研究入門』 第4刷
ジャコバン研究史から見えてくるもの
礫岩国家と普遍君主
『みすず』645号 読書アンケート
Anglo-Japanese Conference of Historians
ケインブリッジ 空撮
18世紀なかばのロンドン略図
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2021年9月26日日曜日
政治の世界、学問の世界
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なんとも間が空きました。 身の回りで気にかかることが続いたからですが、それだけでなく、ある原稿が完成に近づいて、そちらに集中したかったから、という理由もありました( → これについては後日)。 そうしたなかで、コロナ禍第5派、8月末には菅義偉首相の延命工作とその不首尾が目立ってき...
2021年8月22日日曜日
ホーガース版画
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東大の経済学部図書館に所蔵する大河内コレクション・ホーガース版画にちなんで 『Hogarth・資本主義・民主主義:強欲と勤勉の18世紀イギリス(仮)』 という企画がしばらく前に立ちあがり、今月から連続研究会が、この時勢ですのでZoomにて公開開催されます。今年度後半にぼくも『...
2021年8月19日木曜日
長雨のあとの半月
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8月の初めは例年どおり暑かったのですが、10日を過ぎてから異常な長雨で、被害のつづく地域の皆様にはお見舞い申しあげます。東京をはじめ首都圏は長雨で洗濯物が乾かないとか、植木鉢の植物が過剰な雨水で根がやられてしまったとか、いささか悠長な悩みにとどまりました。気温も下がって冷房を使...
2021年8月4日水曜日
還暦を過ぎた桜並木
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暑い盛りですね。みなさま、どうぞ無理せず、平常心でお過ごしください。 いまは無人の実家に行き、樹木も雑草も蔓延放題なのですが、隣家や公道に覆いかぶさるような枝葉だけは刈り込んで、多少の手当てをして参りました。 南北の窓をすべて開け放つと、それなりに涼風が通って、爽やかな気持ち...
2021年7月31日土曜日
Interview with Sir Keith Thomas
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The East Asian Journal of British History ( EAJBH ), vol.8 (2021) が到来。 やや日時が経ったものですが、2016年3月に日本学士院の招待で Sir Keith がいらしたときに、皆さんの協力で実現した内容充実...
2021年7月15日木曜日
エヴァンズ『エリック・ホブズボーム』上・下
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オクスフォードの歴史学欽定講座には Robert Evans (近世中欧、ハプスブルク朝)、 ケインブリッジの歴史学欽定講座には Richard Evans (ドイツ特別の道、史学史) とじつに紛らわしい配置が続いていました。いずれにしてもオクスブリッジの歴史学が...
2021年7月4日日曜日
〈ドイツ史の特別の道〉?
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今日(3日)は早稲田のWINE シンポジウムで「 帝政期ドイツの国民形成・国家形成・ナショナリズム 」が催されました。1871年のドイツ帝国成立から150年、ということで、要するに現時点で、ドイツ近現代史の何がどう問題か、という討論会でした。 https://www.wase...
2021年6月22日火曜日
パブリック・ヒストリー?
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19日(土)の歴研・総合部会ウェビナー「デジタル史料とパブリック・ヒストリー」は、ジェイン・オールマイア(TCD)のお話が手慣れて明快だったし、いくつも論点が明示されて意義ある研究会となりました。 コメンテータのお一人が事前のパワポでたいへん重要なことを言ってくださっていたの...
2021年6月16日水曜日
デジタル史料とパブリック・ヒストリー
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デジタル史料とパブリック・ヒストリー 1641年アイルランド反乱被害者による証言録取書(1641 Depositions) 歴史学研究会の総合部会・例会として催されます。 → http://rekiken.jp/seminars/Sougou.html 日時: 2021年...
2021年6月13日日曜日
集団接種に参りました(その2)
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昨日につづき、今日は妻の接種に付き添いで参りました。昨日と同じ行程を、ORの成果か、なるほどと納得しながら進みました。ただし、おそらくは現場を仕切る責任者が替わると、ほんの少しでも滞留するコーナーが移るのかな、と思わせる場面もありました。 【万一の副反応の可能性を考えると、同...
2021年6月11日金曜日
集団接種に参りました
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暑い6月の金曜午後でしたが、江東区の公共施設でのワクチン集団接種に行って参りました。 5月17日から予約期間が始まり、区の通知で「ワクチンの安定的な供給が見込まれたことから」65歳以上の集団接種は「最大予約可能人数46,400人分」と明記されていたので、慌てることなく 5月18...
2 件のコメント:
2021年6月3日木曜日
散歩の風景
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健康管理の第一歩は散歩(a walk)ということで、近隣のあらゆる方角へ歩いています。湾岸のタワマン群を見上げたり → https:// kondohistorian.blogspot.com/2020/08/blog-post_31.html また伊能忠敬(彼もまた18世紀...
2021年6月1日火曜日
5月の憂鬱(2)
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〈承前〉 とはいえ、今日(月)が助教出勤日とも限らず、そもそも学外者はキャンパスからシャットアウトされるかも。 ということで、もう一度覚悟を決めて3月の複数の来信(含 たくさんの添付物)から読み直して気付いたのは、指定されたサイトに並ぶたくさんのマニュアルのうち、 1- というフ...
5月の憂鬱(1)
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コロナ禍と同時にこの間のぼくを憂鬱にしてきたのは、大学のメールシステムの Google Workplace への移動にともなうユーザ本人としての対応でした。すでに3月から5月末日までが移行期、と予告されていたのだから、十分に日時はあったはずですが、しかしことはそう簡単ではない。...
2021年5月18日火曜日
〈主権〉概念の批判的再構築 ‥‥
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16日(日)15:20~18:30の日本西洋史学会大会・小シンポジウム「 礫岩のような国家にみる〈主権〉概念の批判的再構築 」ですが、Webinarの裏方も含めると200名を越える参加者(視聴者)があったようです。全参加者名はリアルタイムでは分かりませんでしたが、Google ...
2021年5月14日金曜日
日本西洋史学会大会(土・日)の報告レジュメ
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5月15日(土)16日(日)の日本西洋史学会大会は、関係者の尽力で、準備万端ととのってきたようです。全体の招待講演が 後藤春美 さん(東大)と 石坂尚武 さん(同志社大)。いろんなシンポジウムも並んで、楽しみにしています。 → http://www.seiyoushigakk...
2021年4月16日金曜日
立正大学のR
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水曜には大崎の立正大学まで授業に行って参りました。教室で授業をするのはじつに2020年1月から15ヵ月ぶり! 大学事務に顔を出すのは、20年3月の年度末処理以来でした。 学生もそれなりに居ますが、しかし Covid前に比べると、やはり空いています。 峰原坂の正門から入ると...
2021年4月6日火曜日
山陽路
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昔むかし、学齢前に住んでいた松山から、母の実家・広島県の(今は尾道市に合併した)向島に行くには、瀬戸内の今治=尾道間の連絡船で、しまなみの大きな島小さな島の間を抜けながら、次々に変わる景色のなかを船に揺られました。 その後、住居が京都、千葉に移ってからは、母とともに山陽本線で神...
2021年3月31日水曜日
はないかだ
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今春は花も若葉も早く、すでにソメイヨシノの盛りは過ぎました。 この間ゆったりと花見をする心境ではなく、ようやく今日お昼に行ってみた大横川では、 花筏 (はないかだ)状態でした。
2021年3月20日土曜日
大横川の春
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すでに、ご無沙汰一ヶ月以上になりますか。 パンデミックも日本政治も、世界政治も、気の滅入る現状。それに花粉症が加わって、じつに憂鬱。‥‥とはいえ、なにもせず内向しているわけではなく、いくつかの有意義な仕事を続けてはいます。これについては、もうすこし具体化してからお伝えします...
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