近藤和彦のブログ
近藤和彦 の懇談コーナーです。 写真は Old Schools, Cambridge の賢人たち。ちょうど対面する Trinity Hall の3階の部屋から撮りました。
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イギリス政治
『イギリス史研究入門』 第4刷
ジャコバン研究史から見えてくるもの
礫岩国家と普遍君主
『みすず』645号 読書アンケート
Anglo-Japanese Conference of Historians
ケインブリッジ 空撮
18世紀なかばのロンドン略図
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2023年4月30日日曜日
April
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今月もあっという間に過ぎてゆきます。April についてイングランド人がどういったイメージ(日照と驟雨が交替することで知られる月: POD )をもっていたか、という中学高校で習った知識、プラス日本では新年度という画期性が、刻みこまれています。 とはいえ、ただただ天候と日夜のこ...
2023年3月31日金曜日
ハナカイドウ
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ご無沙汰しています。 花便りとともに、四季の移ろいは早い。昨日は母の一周忌でした。写真はご近所のハナカイドウ(海棠)。 要介護の家族と生活し、またオンライン会議や『図書』の連載のことなど考えていると、2月・3月もあっという間に過ぎました。 「 『歴史とは何か』の人びと 」...
2023年2月4日土曜日
『みすず』誌
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寒いといってもすでに立春。近隣の散歩道のユキヤナギは無数の小さなつぼみを付け、いくつか目立ちたがり屋の雪白の小花も咲いています。 2日ほど前に『 みすず 』no.722 (1・2月合併号) が到着。恒例の 「読書アンケート特集 」です。これは百数十名の執筆者の読書嗜好ととも...
2023年1月29日日曜日
年末年始のこと:2
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(承前)妻の術後の経過は良く、3週間の入院という予告からはるかに短縮されて、12月29日退院と決まりました。ただし逆に、脚が不自由で介助の必要な家族と二人で生活するのは不安で、27日、病院の帰りに、地域の「長寿サポートセンター」に寄って、助言をいただきました。飛び込みでしたが、...
2023年1月28日土曜日
年末年始のこと:1
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年が改まっても、新年の挨拶もなく、このブログも一向に更新されないので、ご心配いただいているかもしれません。そもそも3月に母が亡くなって、年賀状は控えました。 月刊『図書』の連載「 『歴史とは何か』の人びと 」* はアタフタしながらも、なんとか続けています。毎回、たっぷり勉強し...
2022年12月15日木曜日
冬の星空
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このところ全国的にたいへんな冷え込みとのことですが、関東平野は晴天で、また近ごろは月の出も遅いので、星空が楽しめます。 ちょうど(夜の12時以前ですと)東から南東にかけて「 冬の大三角 」が望める時期です。 → https://kondohistorian.blogspo...
2022年12月14日水曜日
チャールズ3世の即位と立憲君主制
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『世界』1月号 (12月10日ごろ発売)No.965 に「チャールズ三世の即位と立憲君主制のゆくえ」という拙稿が載っています。 エリザベス二世の国葬儀の朝(9月19日)に『 朝日新聞 』に載った「 二人のエリザベス 」を見た編集者が依頼してきたものですから、おお急ぎで、研...
2022年12月2日金曜日
毎日新聞 夕刊〈特集ワイド〉
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世間はFIFAワールドカップで沸き立っています。他方で、宮台さんの襲撃事件で厳粛な気持にさせられています。 個人的には、先月に 毎日新聞社 であった取材をもとに、今日の夕刊に〈特集ワイド〉の記事が載っています。オンラインと紙媒体の記事の異同は、まだ確認していません。引用されてい...
2022年11月27日日曜日
Great outline & significant detail
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しばらくご無沙汰していますが、offline ではミニマムの諸々をこなしています。 『図書』に連載しています列伝「『歴史とは何か』の人びと」 の第4回(12月号)は「 アイデンティティを渇望したネイミア 」というタイトルです。ルイス・ネイミアについては、むかし『 英...
2022年11月5日土曜日
大きな問いを取り戻す
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昨夜(金)に「 西洋史学の出版の今とこれから 」について書いたことで、落ちていた重要な論点は、「 大きな問いを取り戻す 」という鈴木哲也さん(京都大学学術出版会)の最初の問題提起です。これは2つの理由で、ただちには触れられませんでした。 第1に、「大きな問いを取り戻す」なん...
2022年11月4日金曜日
西洋史学の出版の今とこれから
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昨3日(木)には、京大の 西洋史読書会 大会で、シンポジウム「西洋史学の出版の今とこれから」 https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/european_history/eh-dokusyokai-new/ があり、Zoomにて視聴しました。多くの関係する...
2022年9月18日日曜日
エリザベス女王からチャールズ王へ
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今夕配信の『 朝日新聞 』オンライン版 ↓ https://digital.asahi.com/articles/ASQ9J6581Q9HUCVL044.html で拙稿が公開されました。印刷版では、女王の葬儀(文字どおりの国葬です)の19日(月)朝刊に載るはずのもの...
『歴史とは何か』の人びと(1)
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いま台風14号が襲来中の地域のみなさまには、済みません、悠長すぎる情報かもしれません。 『 歴史とは何か 新版 』に関連して、月刊の『 図書 』に連載を始めました。 「『歴史とは何か』の人びと」第1回は「トリニティ学寮のE・H・カー」です。9月号(通巻885号)、こんな具...
2022年9月17日土曜日
9月25日 『歴史とは何か』を再読する
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9月11日(日)午後には早稲田のWINEウェビナーで自由に語らせていただきました。 → https://kondohistorian.blogspot.com/2022/08/wine911.html 多数の皆さんの参加をえて、なにより 池田喜郎 さんのコメントが力強く...
2022年9月9日金曜日
The Queen is dead
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6日のバルモラル宮での首相認証式にはにこやかに臨んでいた Her Majesty the Queen でしたが、日本時間で今朝未明(8日午後 BST)に亡くなったということです。1926年の生まれで、96歳。心底、お疲れさまでした。 ヨーロッパの君主として例のとおり、間髪を入れ...
2022年9月8日木曜日
ト
ラス ではなく ト
ラ
ス
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今回の党員投票で、英国保守党(の党員基盤)が、米共和党のそれに似た 内向き・後向き 集団であることがあまりにも明らかになりました。保守党議員投票による1位の Sunak(もと蔵相)が、エリート臭を嫌われて、党員投票では敗北しました。政策的になにか不合理なことがあったわけではあり...
2022年9月1日木曜日
池袋のジュンク堂
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昨日、外出のついでに池袋のジュンク堂に行ってみました。その1階入口には「 現在と過去の対話のために 」と題する、例の特製ブックガイドにもとづく展示があり、 4階にはジュンク堂開店25周年特別企画として「人文学入門の手引」による展示があり、 それぞれ、なかなかの...
2022年8月25日木曜日
『日経』と『朝日』
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北海道も暑かったとはいえ、30度以下でした。東京に戻ってあらためて気付いたのは「蝉しぐれ」です。 21日(日)『日本経済新聞』The Style の「文化時評」に掲載されたのは、深田記者のエッセイ風「 『歴史とは何か』とは何か 」でした。 24日(水)『朝日新聞』夕刊の1面...
真夏の大雪山国立公園
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8月も下旬。みなさま、いかがお過ごしでしょう。 ぼくは母の新盆の後は、北海道に飛び、札幌から道東へ。十勝平野の北、大雪山の南の秘湯めぐりと洒落込んだのですが、警報が出るほどの強雨で、通行止めにも遭遇しました。 でも翌日にはカァーっと晴れて、たっぷり紫外線を浴びるとか。相客もそ...
2022年8月5日金曜日
WINEのシンポジウム(9月11日)
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ありがたいことに早稲田大学のWINE研究所で、下記のような催しを企画してくださいました。こちらをご覧ください。参加希望の方は、事前の視聴申込・登録が必要です。 → https://www.waseda.jp/inst/cro/news/2022/07/14/9747/ ...
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