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2009年10月13日火曜日

RHS bibliography


 Royal Historical Society から emailにて bibliography 更新のニュース。
 これはご存じ、イギリス史・アイルランド史にかかわる公刊された(英語の)文献は、論文も著書も、すべて網羅しようという企画で、上手に使うと役にたつことこの上ない。
http://www.rhs.ac.uk/bibl/

 試しに k kondo で quick search にかけてみると → 5件が引っかかりました。なぜこの5件であって、他は採択されてないのか、理由は不明ですが。ただ今回ようやく AJC の Proceedings (2003, 2006) が2つとも採択されたのは喜ばしい。
一般に harumi goto や yoichi kibata でも 4・5 点づつヒットしてまぁ英語の文献検索としては悪くないのかな、と思わせますが、しかし、現状では完璧からほど遠い。

 たとえば、試しに hiroshi takayama で探してみてもヒットは無し。English Historical Review を採らないのはなぜ?
toshio kusamitsu ではヒットするのが唯一これだけ↓ History Workshop Journal を無視するの?
'Yanagi Muneyoshi (1889-1961) and the British medievalist tradition'. In Daniels, Gordon; Tsuzuki, Chushichi (ed.), The history of Anglo-Japanese relations, 1600-2000, vol.5: Social and cultural perspectives (Basingstoke: Palgrave, 2002).
 そしてある日本の故人については、なぜか日本語論文集や大学紀要論文ばかり計5本も採択されている‥‥といった、どうかと思われる点はいまだ残ります。

 それにしても構築中のものとして、無視できない、むしろユーザとしてどんどん意見を呈するべきデータベースでしょう。

 イギリスの文献データベースとしては、Copac もあって、こちらはUK内の所蔵図書館を示し、かつ一定の面ではRHSよりずっと包括的だったりするので、上手に使い分けるべきでしょう。
http://copac.ac.uk/search

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