魚住昌良先生が亡くなったということです。享年80歳。
このブログは訃報欄ではありません。しかし、ふつうの西窓記事をしたためる間もなく過ごしていると、とくに最近、大事な方々が亡くなって、しかも何故か大新聞がその事実を報じないという奇妙な現象=症候群がつづきますので、それでは、と事実だけ記しています。
→ http://www.icu.ac.jp/news/20110519-479.html
魚住先生については、80年代の名古屋大学のころから中世史の方々の間で話題になっていました。立教の鵜川馨先生がイギリスから積極的に歴史家を招聘なさっていましたが、最初の Paul Slack のときでしょうか、Joan Thirsk でしょうか、Spufford夫妻だったでしょうか、分からなくなってしまいましたが、そのセミナーの帰路、紀恵先生が間に入って魚住先生から「折いったお話を」ということで、池袋西口の喫茶店に寄り、ICUの非常勤講師を慫慂されました。ありがたいお申し出で、即決し、それ以来、ICUとの関係が生じたわけです。
その後、ICU出身の(元)学生たちとの縁がつづきますが、すべてこのときの魚住先生のお話から始まるわけです。
合掌。
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