例の学士会分館あと、赤門と小島ホールの間に位置する新館の工事。晩秋の曇の日ですが、すでにこのくらいまで進行しています。
→ http://kondohistorian.blogspot.com/2011/12/blog-post_19.html
真ん中のアーチ(アーケード)がデザインの味噌。先日の史学会大会報告では、19世紀パリの passage が語られていました。
本郷通り【右上の写真の反対】の側からみると、一種ケインブリッジの18世紀建築 St Cat(聖キャサリン学寮、King's の脇)を想わせる雰囲気になるかとも思われます。それよりずっと小規模ですが、①色調は同じ濃褐色、②建物を 口 のような方形の内庭に囲いこまず(ミアズマに余地を与えず)、┏┓ の形にして、シンメトリと風通しを第一に考える、という啓蒙の時代的な設計思想が共通していますね。下の St Cat の写真は public domain より。
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