近藤和彦のブログ
近藤和彦 の懇談コーナーです。 写真は Old Schools, Cambridge の賢人たち。ちょうど対面する Trinity Hall の3階の部屋から撮りました。
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イギリス政治
『イギリス史研究入門』 第4刷
ジャコバン研究史から見えてくるもの
礫岩国家と普遍君主
『みすず』645号 読書アンケート
Anglo-Japanese Conference of Historians
ケインブリッジ 空撮
18世紀なかばのロンドン略図
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2023年10月21日土曜日
巨人の足跡‥‥想像力はふくらむ
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9月のアイルランド・ブリテン旅行から帰国してすでに1ヵ月。今日は、木枯らしのような風に落ち葉が舞っています。いつまでも呆けているわけには参りません。 いずれしっかり具体化しますが、印象の強烈度からしても、ベルファストから北上して北端の海岸にある Giant's Ca...
1 件のコメント:
2020年11月15日日曜日
天皇像の歴史
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夏から以降はハラハラどきどきの連続でしたが、そうした間にも、あわてず騒がず仕事を処理してくださる方々のおかげで、『 史学雑誌 』129編の10号(11月刊)ができあがりました。感謝です。 「 特集 天皇像の歴史を考える 」 pp.76-84 で、ぼくはコメンテータにすぎま...
2019年11月8日金曜日
明日のシンポジウム
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既報の再録ですが、明日、史学会大会の公開シンポジウムは〈天皇像の歴史を考える〉です。 史学会大会・公開シンポジウム http:// www.shigakukai.or.jp/annual_meeting/schedule/ 日時: 11月9日(土)13:00~17:00 ...
2019年10月15日火曜日
都市史学会大会@青山学院大学
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2019年度都市史学会大会 のお知らせ 日時 2019年12月14日(土)、15日(日) 会場 青山学院大学青山キャンパス14号館12階(もより:渋谷・表参道) https://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/aoyam...
2019年4月18日木曜日
寺院? 大聖堂!
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パリのノートルダムの大火災は驚くばかりで、痛ましい事件です。 ただし、CNNによれば、精緻な計測とディジタル記録が残っているとのことで、再建の望みはそれなりにあるわけですね。 → https://www.cnn.co.jp/world/35135896.html 日...
2017年9月14日木曜日
南西アイルランド
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帰国してみたら、No sooner had I arrived in Tokyo than . . . というわけで、暑いだ涼しいだと言ってる間もなく、母の看病モードに移行してしまいました。 それにしても8月のアイルランド紀行で、もう一つ書いておかねばならないのは、南西地...
2017年8月22日火曜日
風のアイルランド
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アイルランド探訪のなかでも、いくつか重要な側面があり、まずは ancient Ireland とされてきたもの(invented traditionかもしれない)の最たるスポットを訪ねました。順不同です。 ¶「タラの丘」は太古の王(high kings)の居所だったと伝え...
2016年12月19日月曜日
中之島センター & ダイビル
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(承前) 17日の会は、大阪・中之島における『 礫岩のようなヨーロッパ 』をめぐる、ヨーロッパ中近世史の方々による合評会でした。執筆者も6名が出席し、企画者・司会のリードのおかげで、効率的に集中的に討論することができました。 中世から近世への移行の契機(?)をめぐって考えに違...
2016年8月21日日曜日
コンウィ城:カムリの怨念
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現ウェールズはバイリンガルですが、今日は北ウェールズ・ランディドノー経由でコンウィ城に参りました。 1280年代、90年代、エドワード長脛王の征服戦争の拠点であったばかりでなく、 いまやUNESCO世界遺産にまで指定されて、けさ乗ったタクシー運転手などは その圧倒的な迫力を...
2015年11月14日土曜日
国制史は躍動するか?
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昨夜、いろんな校務を終えて、さぁわが第1章「 礫岩のような近世ヨーロッパの秩序問題 」に復帰、いよいよこれを脱稿して送信するぞ、と意気込んで帰宅したところ、青天の霹靂! 池田嘉郎・草野佳矢子(編)『 国制史は躍動する:ヨーロッパとロシアの対話 』( 刀水書房, 2015 ) ...
1 件のコメント:
2015年9月4日金曜日
鶴島博和 『バイユーの綴織を読む』
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待望の『 バイユーの綴織を読む - 中世のイングランドと環海峡世界 』(山川出版社) を手にしました。 綴織(つづれおり)の写真はすべてカラーで、関係史料をていねいに訳出しつつ対照するという編集。 ぼくの『 イギリス史10講 』pp.35-40あたりで書いたことに比べれば...
2015年4月19日日曜日
『ヨーロッパ史講義』(山川出版社、2015)
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こういうタイトルで「あたかも12名のオムニバス授業の渾身の一コマの記録」のような本を作りましょう、と呼びかけたのが 2012年5月でした。共著者の皆さん、公私ともに多事多端の折から、力作の原稿が出そろうまで難儀をしましたが(校正もなかなかたいへんでした)、最初の企てどおり 12...
2014年9月11日木曜日
Lund にて
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百聞は一見に如かず。 一見は歩くにしかず。 ルンドに来るには、ストックホルム経由でなく、コペンハーゲン経由なのでした。 (歴史を知らずして現実を理解することはむずかしい‥‥) しかも、ケインブリッジやハーヴァードに負けないくらいの良いの雰囲気の大学町。 デンマーク...
2013年8月10日土曜日
A Passage to India
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暑いですね! 今日は風はあっても、それが熱風で、ちょっと『インドへの道』を想わせる。 『イギリス史10講』では、良い映画は積極的につかう(言及してイメージを豊かにしてもらう)、しかし見てダメだった映画は言及しない、とい方針です。たとえば『冬のライオン』は先日のNHKテ...
2012年9月1日土曜日
AJC at Trinity Hall, Cambridge
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1994年から始まった日英歴史家会議(AJC)ですが、3年ごとに英日交替で開催され、今年は7回目を数えます。9月11日~14日に、美しいケインブリッジのなかでも gem とあだ名のついている Trinity Hall 学寮で催されます。 くれぐれも、「トリニティ・コレッ...
2011年5月25日水曜日
魚住昌良 先生
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魚住昌良先生が亡くなったということです。享年80歳。 このブログは訃報欄ではありません。しかし、ふつうの西窓記事をしたためる間もなく過ごしていると、とくに最近、大事な方々が亡くなって、しかも何故か大新聞がその事実を報じないという奇妙な現象=症候群がつづきますので、それでは、...
2011年2月17日木曜日
大聖堂 The pillars of the earth
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ケン・フォレットの『大聖堂』The pillars of the earth(現世の支柱) を基にしたテレビ連続ドラマ「大聖堂」が毎週 NHK BSで上映中です。 http://www.nhk.or.jp/bs/movie/index.html ちょっとだけ問題なきにしもあらず...
2010年11月20日土曜日
KJC@熊本
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隔年の会合ですでに3度ご一緒し、もはや haiku を交わす旧友という関係になりました。 【一斉写真を撮れなかったので、2次会の -見通しの悪い- スナップですが】 Thomas Spence の土地構想を論じた『史学雑誌』研究ノート(松塚俊三)を発見して勇気が出たという趙...
2010年9月26日日曜日
先行研究は?
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どういった分野でも、本当に意味ある研究は「息が長い」というか、20年、30年のスパンでは簡単にひっくりかえらなかったりする。 昨日 Wiley-Blackwell からの Online 登載通知で知ったのですが、最新のEconomic History Review Onlin...
2010年9月7日火曜日
Praha にて
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8月末から中欧に旅行して、9日間、なかなか効率的に、お勉強しました。 カレル橋からプラハ城・大聖堂を望む夜景です。 こういった光景のただなかに身を置いて、高揚しないわけにいきませんね。 琢の書き物を読めば読むほど、invention of tradition といったことを考えざ...
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