近藤和彦のブログ
近藤和彦 の懇談コーナーです。 写真は Old Schools, Cambridge の賢人たち。ちょうど対面する Trinity Hall の3階の部屋から撮りました。
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イギリス政治
『イギリス史研究入門』 第4刷
ジャコバン研究史から見えてくるもの
礫岩国家と普遍君主
『みすず』645号 読書アンケート
Anglo-Japanese Conference of Historians
ケインブリッジ 空撮
18世紀なかばのロンドン略図
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2025年2月19日水曜日
『読書アンケート 2024』
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みすず書房より『読書アンケート 2024』(単刊書、2月刊、800円)が到来。 → https://www.msz.co.jp/book/detail/09759/ ぼくも短かいながら5件の出版について感想を述べました(pp.175-178)。掲載の順番は、おそらく原...
2025年2月4日火曜日
卒寿の著書
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みなさんは、 服部春彦 『 フランス革命と絵画 イギリスへ流出したコレクション 』(昭和堂、今年2月刊)を見ましたか? 先に『文化財の併合 フランス革命とナポレオン』(知泉書館、2015)がありました。これに続く、フランス革命・ナポレオン・美術品の移動というテーマだな、と軽い...
2025年1月5日日曜日
謹 賀 新 年
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戦禍や災害がうち続き、政治も危うげな昨今です。みなさま、いかが新年をお迎えでしょう。 こちらの直近の最優先課題は 『 「歴史とは何か」の人びと - E・H・カーと20世紀知識人群像 』(岩波書店) の仕上げです。中澤(編)『「主権国家」再考』(岩波書店)は共著者とともに...
2024年9月15日日曜日
グレンコウの宿恨
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はるばるスコットランドのハイランドも西海岸、コウの大渓谷(Glencoe)に参りました。 すごく険しく、ものすごく広大で、これは写真でなく実際に来てみないとその迫力はわからない。と言いながらここは写真でご覧に入れるしかありません。 訪ねあてたのは、マクドナルド氏族の末裔...
2024年9月11日水曜日
虹の根本
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ただ今、ハイランドを探訪旅行中。幸運にも虹の根本(ねもと、こんぽん)に遭遇。 車を降りて、撮影しました。
2024年4月6日土曜日
マーチモント街
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3月、ロンドンの宿の近くには Marchmont Street というのがあって、学生、インテリ、外国人向きの空気があります。初めてここに馴染んだのは1981年でした。ロンドン大学歴史学研究所(IHR)で4泊5日の院生セミナー「ロンドン史料指南」があり、この通りの北、Cartw...
2024年3月24日日曜日
またもやカメラ問題
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3月のイギリスは案の定、天気は悪いがあまり寒くはなく、水仙も桜も咲きそろい、朝夕にブラックバードは歌い、リサーチおよびワークショップには悪くない環境でした。 帰国したばかりで、まだ時差呆けです。これからいろいろと書こうと思いますが、まずは昨9月に続いて、またもやカメラで冷や汗...
2024年3月10日日曜日
バーミンガムの誇るもの
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(そもそも最初に家族で訪問したのは82年でしたが) 去年9月に来たとき も再認識せざるをえなかったのは、バーミンガムって起伏の多い/多すぎる街だ、ということです。それが運河網とあいまって、丘の上の非国教徒の街(「丘の上のデモクラシ」!)、を形成する地理的根拠になったのでしょう。 ...
2024年1月31日水曜日
『イギリス史10講』ハングル版
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『イギリス史10講』(岩波新書)の初版は2013年12月20日に出ましたので、まる10年を越えたところです。さいわい今も増刷を重ねて、去年春には第16刷が刊行されています。第2刷から以後、ごく微少ながら訂正・改良を重ねてきました。 2021年に 中国語版 が中国工人出版社から...
2023年10月31日火曜日
『図書』11月号休載 → 最終回は「E・H・カーと女性たち」
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岩波書店の 『図書』 に連載しています「『歴史とは何か』の人びと」ですが、申し訳ありません、11月号(899)はお休みとさせていただきます。 第1回(2022年9月号) https://tanemaki.iwanami.co.jp/posts/6074 >にも記しま...
2023年10月21日土曜日
巨人の足跡‥‥想像力はふくらむ
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9月のアイルランド・ブリテン旅行から帰国してすでに1ヵ月。今日は、木枯らしのような風に落ち葉が舞っています。いつまでも呆けているわけには参りません。 いずれしっかり具体化しますが、印象の強烈度からしても、ベルファストから北上して北端の海岸にある Giant's Ca...
1 件のコメント:
2023年9月30日土曜日
バーミンガム大学にて
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今回の旅行は、ダブリンに2泊したあとは北アイルランドで4泊、ロンドンで2泊、バーミンガムで1泊、ロンドンで6泊、とたいへん忙しく機動的に動きました。 バーミンガムは1982年以来です。New Street駅の近く、Town Hall(ヘレニズム様式!)やミュージアムのまわ...
2023年9月20日水曜日
往路と帰路
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フライトは、来たときと同じ北極海経路を逆にたどるのかと思いきや、ヒースロウを出て、一路東へ。しかもFlight Mapなるものには、その後北上してモスクワ方面に向かうかの表示です。これは危ない! Mapを見つめていましたら、イスタンブル、アンカラあたりの上空に達し、これは大...
2023年9月17日日曜日
怖かった! → 反省
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忙しかった2週間も実り豊かに終わり、今日(土)は宿からすぐ北の Regents Canal を歩いて、すぐに産業革命期の運河拠点 Coal Drop Yard へ。St Pancras駅の裏手、今日のロンドンのもっともfashionable なエリアかもしれない。東京の湾岸再開...
2023年9月16日土曜日
変わったもの、変わらぬもの
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2日(土)夜にダブリンに着き、それからベルファストおよびアルスタの各地を歩き、ロンドン経由でバーミンガム大学、ロンドンでBEACHの初日(12日)だけ参加して、次の日からケインブリッジ大学、そして昨日(15日)はオクスフォードへ日帰りで91歳のO先生宅へ。 この間、ブログに書き...
2023年9月4日月曜日
フライトの不思議
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いまダブリンです。海外に出るのは、2019年3月以来のこと。しかも戦争が進行中です。 東京から(シベリア・スカンディナヴィア経由で)ロンドンまでの直行便の飛行時間はかつて 11時間 (ロンドンから東京に向かう場合は偏西風に乗るので、もっと短かい)。それが戦争の影響で今では 14...
2022年12月14日水曜日
チャールズ3世の即位と立憲君主制
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『世界』1月号 (12月10日ごろ発売)No.965 に「チャールズ三世の即位と立憲君主制のゆくえ」という拙稿が載っています。 エリザベス二世の国葬儀の朝(9月19日)に『 朝日新聞 』に載った「 二人のエリザベス 」を見た編集者が依頼してきたものですから、おお急ぎで、研...
2022年9月18日日曜日
エリザベス女王からチャールズ王へ
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今夕配信の『 朝日新聞 』オンライン版 ↓ https://digital.asahi.com/articles/ASQ9J6581Q9HUCVL044.html で拙稿が公開されました。印刷版では、女王の葬儀(文字どおりの国葬です)の19日(月)朝刊に載るはずのもの...
2022年9月9日金曜日
The Queen is dead
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6日のバルモラル宮での首相認証式にはにこやかに臨んでいた Her Majesty the Queen でしたが、日本時間で今朝未明(8日午後 BST)に亡くなったということです。1926年の生まれで、96歳。心底、お疲れさまでした。 ヨーロッパの君主として例のとおり、間髪を入れ...
2022年9月8日木曜日
ト
ラス ではなく ト
ラ
ス
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今回の党員投票で、英国保守党(の党員基盤)が、米共和党のそれに似た 内向き・後向き 集団であることがあまりにも明らかになりました。保守党議員投票による1位の Sunak(もと蔵相)が、エリート臭を嫌われて、党員投票では敗北しました。政策的になにか不合理なことがあったわけではあり...
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