近藤和彦のブログ
近藤和彦 の懇談コーナーです。 写真は Old Schools, Cambridge の賢人たち。ちょうど対面する Trinity Hall の3階の部屋から撮りました。
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イギリス政治
『イギリス史研究入門』 第4刷
ジャコバン研究史から見えてくるもの
礫岩国家と普遍君主
『みすず』645号 読書アンケート
Anglo-Japanese Conference of Historians
ケインブリッジ 空撮
18世紀なかばのロンドン略図
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2016年9月20日火曜日
七隈(ななくま)史学会大会
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ちょっと大きく構えすぎのタイトルかも知れませんが、ポスターのような講演をすることになりました。 絵として、よく知られている16世紀後半の Europeana Regina のうち、女王の表情が優しく、また後の「国民国家」への行方がまだあまり(太い文字で)明示されていない15...
2016年9月14日水曜日
ヒトゴロシにもイロイロある
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シェイクスピアの生まれはエリザベス1世の治政、1564年。ジェイムズ王への代替わり時には39歳で、創作力の頂点。亡くなるのは徳川家康と同じ1616年。ということは「真田丸」の同時代人でもあり、おもしろい話はたくさんあります。 立正大学文学部の公開講座ですが、ご案内申しあげます...
2016年9月9日金曜日
Commentarii
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以前から不思議だったのは、このブログの閲覧者のうち MS Office のインストールや使用法、認証のトラブルにかかわる発言にアクセスする方が非常に多いことでした。なにかソフト(今ではアプリ、ですか?) Office の不正利用のためのノウハウ・ページと誤解してアクセスなさっ...
2016年9月4日日曜日
PRC って?
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すでに3週間前のことですが、北ウェールズ・(ス)ランディドノーの宿にあった小さなシャンプーをいただきました。ロンドンの安宿での浴室備え付けは兼用ボディシャンプーだったので、そちらを使用しました。 ウェールズなのに Falkirk Scotland の企業の製品なんだ、など...
2016年8月28日日曜日
成瀬 治 先生(1928-2016)
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日曜未明のメールで第一報を知りましたが、別のソースから確認をとるのにすこし時間がかかりました。 「Landständische Verfassung考(上・中)」(『北海道大学文学部紀要』)、『岩波講座 世界歴史』14巻、17巻(1969-70)、そして吉岡・成瀬(編)『 ...
2016年8月24日水曜日
先行作品 と 自分の道
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National Gallery にて Painters' Paintings という特別展をやっていますね。 → http://www.nationalgallery.org.uk/whats-on/exhibitions/painters-paintings ...
2016年8月23日火曜日
礫岩のようなイギリス
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今日午後に、BLのカフェにて旧知の3氏に遭遇しました。 Cambridge Workshop について質問がつづき、「礫岩」とは互いに異質だということじゃない、「Kさんとぼくは性格も出身も違うが、友人である。なぜか?」 という問題だ、と言ったら、半分わかってくれた模様です。...
2016年8月21日日曜日
コンウィ城:カムリの怨念
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現ウェールズはバイリンガルですが、今日は北ウェールズ・ランディドノー経由でコンウィ城に参りました。 1280年代、90年代、エドワード長脛王の征服戦争の拠点であったばかりでなく、 いまやUNESCO世界遺産にまで指定されて、けさ乗ったタクシー運転手などは その圧倒的な迫力を...
2016年8月18日木曜日
A Conglomerate Europe
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今日は第一日目、Chapel Court Room にて Rethinking early modern European states 12名の intensive discussion というのもなかなか疲れるが、いいですね。 夏のケインブリッジにてコーヒーブレイクも外...
2016年8月16日火曜日
何年ぶりのケインブリッジ
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暑い日本からロンドン経由でケインブリッジへ。 昨夕、こんな風景の中に身を投じました。 晴れて暑いとはいえ、室内で半袖でいるのは寒い。 夏をこうした環境で過ごせるかどうかは、長い間には決定的な差異となるのかも。 左にスーパーのセインズベリ、右に(ジョギング中の男の脇にみえる...
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2016年8月8日月曜日
天皇陛下の2つのボディ
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今日午後には今上天皇のお言葉が放送されました。ぼくも3:00から見て聴きました。 象徴天皇の誠意があきらかな、よく練られたお話で、政治理論的・歴史的には、近現代の君主の「2つのボディ」が明白に現れていました。第1の心と体をもつご当人の気持、そして第2に「国政にたいする権能を...
イチロー 3000th career hit
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このところ(7月の終わりから)イチローと一緒に調子が出ないような気分でいましたが、ようやく、このとおり 文句なしの3塁打で 3000th career hit を決めてくれました。オリンピックのどの金メダルよりも価値ある記録かもしれない。 しかも日本の新聞(電子版)による...
2016年8月5日金曜日
校正おそるべし
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『礫岩のようなヨーロッパ』(山川出版社)につき、ただちに何人もの方々が感想や印象を書き送ってくださっているところです。有り難うございます。8月17~18日には、ケインブリッジにて、ちょっとしたワークショップを催し、ヨーロッパ・英国側の方々と討論してみます。 本の仕上がりに...
2016年7月21日木曜日
『礫岩のようなヨーロッパ』 山川出版社
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7月下旬とはいえ、今の大学では授業や校務が続きます。 そうしたなかに涼風がさわやかに吹きわたるように 古谷大輔・近藤和彦(編)『 礫岩のようなヨーロッパ 』(山川出版社)が公刊されました。本体価格 3,800円 写真と目次は → こちら 出版社は、刊行前からの評判...
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2016年7月12日火曜日
立正大学のPR
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昨夕、山手線の電車に乗り込んで、自然とドアの上方に目がゆき、びっくり。わが目を疑いました。立正大学の広告があるではないですか! これまで地下鉄でもJRでも、新聞でも、他大学の(かならずしもよいとは限らない)広告を見るたびに、なぜわが立正大学はこういったPRに消極的なのだ...
2016年7月5日火曜日
Brexit と議会主権
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その後の経過を見つめつつの考察です。マスコミに載る多くの論評よりは、おのずから歴史的で、すこし深みのある考察となります。 A. レファレンダムとはそもそも「特定問題についての有権者の意向伺い」なので、最終的な決定は、議会で首相が何をどう言うかにかかっています。6月23日のレ...
2016年6月28日火曜日
@nifty掲示板
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「@niftyレンタル掲示板」という名の掲示板 blog ですが、1999年末にHPを開設した当初から利用して参りました。今では「 イギリス史 Q&A 」に特化したサイトとして、細々と維持しています。 → http://kondo.board.coocan.jp/bbs/...
2016年6月24日金曜日
イギリス人民の愚かな選択
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今日午後の「西洋史料講読」の授業中に、EUの地図を見せながら「EUレファレンダムはつばぜり合いで、結果は予断を許さない」などと言っていたら、学生がスマホを見ながら「いまBBCで、離脱派勝利と出ました」! そんなことがあってよいのか。 驚きと困惑と憤りに近いものが、込み上げてき...
EU レファレンダム
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いま木曜から金曜に替わったところですが、EU レファレンダムを、固唾をのんで注目しています。 (8月のロンドン宿泊の予約=ポンド払い=は、昨晩に済ませてしまいました!) 投票時間は現地、木曜の22時まで。ユーラシアの東と西で、日本より8時間遅れですから、まだまだ投票中。したが...
2016年6月22日水曜日
古谷・近藤 (編) 『礫岩のようなヨーロッパ』 (山川出版社)
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お待たせしています。6年間の共同研究の成果(途中経過報告)ですが、ようやく索引の校正を終えて、責了です。 目次は、こうなっています(簡略表記)。 序章 礫岩のような近世ヨーロッパの秩序問題 近藤 和彦 第Ⅰ部 政治共同体と王の統治 1章 複合国家・...
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