2017年12月22日金曜日

ジョージアン・ダブリンの都市空間

「都市史学会」ワークショップのご案内です。
http://suth.jp/event/20171225/ ← ポスターもダウンロードできます。】

参加=事前申込不要。会員以外の方もご参加いただけます。
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ジョージアン・ダブリンの都市空間――建築史的視点から

日時:2017年12月25日(月) 13:30-18:00
場所:東京大学工学部一号館(3F・建築学専攻会議室315 号室)

趣旨:
ジョージI~IV 世期(18 世紀初めから19 世紀初め)のダブリンは、ヨーロッパ最大規模の街路、ヨーロッパで最も壮麗とうたわれた建築物、ブリテン帝国で最も美しいとた たえられた公園がつくられるなど、ヨーロッパを代表する華やかな都市へと成長した。
これまで日本の建築史/都市史/西洋史研究においてダブリンが対象とされることはほぼ皆無であった。本ワークショップは、建築および都市空間に注目して全盛期ダブリンの姿を描きだすことにより、その豊かな個性と魅力を伝えたい。さらにダブリンをイングランド、スコットランドの諸都市と比較することで、ブリテン諸島の都市史研究に新しい地平を開くことも試みたい。

プログラム: 司会=坂下 史(東京女子大学)

13:30-14:00 発題
ジョージアン・ダブリンを見る視角
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻伊藤研究室
(伊藤 毅・小南弘季・岩田会津・海老原利加・杉山結子)

14:00-15:45
報告Ⅰ ジョージアン・ダブリンのマクロ的予備考察 | 勝田俊輔(東京大学)
報告Ⅱ 富とチャリティと病院
― ジョージアン・ダブリンの建築物と都市開発 | 大石和欣(東京大学)
報告Ⅲ ジョージアン建築の一起源
― 18世紀のエディンバラおよびダブリンにおける建築的取り組みに表れた社会的課題
| 近藤存志(フェリス女学院大学)

15:45-16:35
コメントⅠ ダブリンの風景を読む | 桑島秀樹(広島大学)
コメントⅡ ジョージアン都市の歴史を比較すると | 近藤和彦(立正大学)

16:35-18:00 討論

【お問い合わせ】都市史学会事務局 〒113-8656 東京都文京区本郷 7-3-1
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻伊藤毅研究室気付 電話= 03-5841-6184
HP= http://suth.jp/event/20171225/ Email= office@suth.jp
【後援】2013-2017 年度科学研究費・基盤研究(S)
「わが国における都市史学の確立と展開にむけての基盤的研究」(研究代表者:伊藤 毅)