2013年10月20日日曜日

『 イギリス史10講 』

秋らしく涼しい日々となりました。気温が下がって、しっかり着込まないと寒い!

ところで、ご心配の皆さまへ近況ですが、

『イギリス史10講』(岩波新書)はようやく脱稿し、
今、印刷所からばらばらと初校ゲラが到来している状態です。
あとがきは、ハーヴァードの図書館 H.E. Widener Library で10月1日に仕上げました。

16年越しの仕事になりましたので、ふりかえって感慨深いものがあります。1997年夏(というと、ナタリ・Z・デイヴィスを送り返した直後でした!)、岩波書店の企画会議に出された柴田先生のメモについても、あとがきで一部を引用させていただきます。
『10講』の基本的構成は『ドイツ史10講』『フランス史10講』と同じく、15世紀までで3講、16世紀以降で7講を用いるのですが、じつはいろいろな点で既刊の『10講』とは違う特徴があります。意図的に変えました。そのことについては、おいおい。
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_toku/tku0302.html

岩波新書としては破格の厚さとなってしまいました!
12月20日発売という予定で進行中です。

ご心配をおかけしてきましたので、あらかじめお知らせしておきます。

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