2019年11月16日土曜日

「主権国家再考」の公開研究会

 もはや今日のことになってしまいましたが、ご案内を転載します。

「歴史的ヨーロッパにおける主権概念の批判的再構築」公開研究会
  『「主権国家再考」の再考』

          主催:科研基盤研究(A)「歴史的ヨーロッパにおける主権概念の批判的再構築」
          共催:ヨーロッパ近世史研究会

 秋麗の候、みなさまにおかれましては、ますますご清祥のことと拝察します。
科研基盤研究(A)「歴史的ヨーロッパにおける主権概念の批判的再構築」は、『礫岩のようなヨーロッパ』(山川出版社)の刊行後に求められる議論として、複合的政治編成の知見を踏まえたヨーロッパ史解釈の再構築をすすめるべく、具体的に「主権」概念に焦点を絞りながら検討をすすめてまいりました。
それらの研究成果の一端は、2018年、2019年に歴史学研究会が主催した合同シンポジウム「主権国家再考」において披歴されました。
 この度は2019年5月に開催されたシンポジウムの講演録がこの10月、『歴史学研究』増刊989号に刊行されたことを機会に、今回はヨーロッパ近世史研究を専門とするみなさまとあらためて検証すべく、以下のような公開研究会を開催します。みなさまの参加を心から歓迎します。

 日時:2019年11月16日(土)14時-17時30分

 場所:早稲田大学戸山キャンパス39号館5階第5会議室
 https://www.waseda.jp/flas/cms/assets/uploads/2019/09/20181220_toyama_campus_map.pdf

 次第:①主旨説明:古谷大輔(大阪大学)『礫岩のようなヨーロッパ』の先に - 主権概念の批判的再構築

 ②基調報告:佐々木真(駒沢大学)「主権国家再考」の議論について

 ③「主権国家再考」シンポジウム関係者からの応答
 科研基盤(A)「歴史的ヨーロッパにおける主権概念の批判的再構築」の研究分担者から、佐々木報告へのリプライを行います

  休憩:15分程度

 ④フロアの皆さまとの討論と総括

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