2月末から続く、合衆国内の法規からしても、国際法からしても、異様な戦争。威嚇の継続。そこへ醜悪なほど高市政権がにじりより。‥‥これだけで花便りの季節のぼくは「言葉を失っていた」わけではありませんが、それにしても驚くべき事態です。こうして超大国は「矜持」≒「驕慢」の虜となり、自ずからゆっくり確実に衰微してゆくのでしょうか。長期的には、第3次世界大戦を交えることなく、覇権は信義と正当性を失ったアメリカ合衆国から、別の資源と優位性をもつアジア、とくに中国に移行してしまうような気がします。
5月2日の『朝日新聞』オンラインに載った、金成記者による社会学者 Arlie Hochschild(彼女もやはり中東欧から追われアメリカに帰化した non-Jewish Jewでしょうか)へのインタヴューは、目を開かせてくれます。--傷ついたプライド、恥と、Democratic なマスコミ・インテリにたたかれる「殉教者トランプ」の罵詈雑言に惹き付けられる、不幸な/不安な合衆国の中流白人たち。 → https://digital.asahi.com/articles/ASV4Z2VWGV4ZUHMC00JM.html
これは金成(かなり)隆一さんの『ルポ トランプ王国 もう一つのアメリカを行く』(岩波新書、2017)を踏まえた、理論編インタヴューですね。金成さんは「おわりに」に記します。「私は、トランプでなく、問題だらけのトランプを支持してしまう現代アメリカに興味があった。あんな変な候補を支持する人は何を考えているのか?」p.259
主権国家=国連加盟国で長い(ギリシアよりも長い)歴史を誇るペルシャ=イランの中枢人物と家族を狙い撃ち=暗殺し、社会インフラを攻撃破壊するという異様な戦争の開始。そして威嚇の継続。これでロシアのプーチンを(そして Japの真珠湾攻撃を! )非難するなんてチャンチャラ可笑しい。MAGA などと唱和しているうちに、合衆国は国際的な信用を失い、孤立するでしょう。国内的にも(議会がなかなか機能しませんが)司法から関税根拠について NO と突き付けられています。

0 件のコメント:
コメントを投稿