2010年1月15日金曜日
Fingringhoe & Print Museum
‥‥っというわけで、James および出席者の皆さんの協力のお陰で、14日、15日の会は、大成功。とても thrilling (すなわち、その瞬間はどうなるかと気が気でなく)、かつ結果的には heartwarming (生きてて良かった!)、という一週間でした。大石さん、吉田さん、樺山さん、ありがとう。
1981年、すなわち29年前からの old friendship にも客観的な根拠と支援がありました。
今日、話題の Fingringhoe というジェイムズのカントリハウスのある村が『資本論』に出てくるという話、にわかには信じられないでしょう。でも、今晩お話ししましたとおり、Das Kapital 第一巻の索引から探しあててください。 彼は今や、そこの名望家でもあるわけです。
2010年1月11日月曜日
James Raven 1月14日、15日
ジェイムズ・レイヴンはケインブリッジで同期でした。といっても
Introduction to London-based historical documents
という IHR 主催の4泊5日の集中セミナー(1981年)ではじめて知り合ったのでした。
同じ18世紀でもあり、出版、ビブリオといったことで関心が一致し、以後ながくお付き合い をいただいています。
Constable の田園風景そのままのエセクス州、サフォーク州の境界あたりに生まれ育ち、
今ではカントリ・ハウスをお持ちなだけでなく、
バリスタである奥さんの勤務のためもあってテムズ河岸のドックランドにフラットをお持ちです。
なぜか学生時代から不動産に目を付けるのが速かった!
何度も来日予定がありながら、これまではもろもろの支障があって実現せず、今回ようやくの初来日。
東京では下記のとおりのセミナーを催します。
授業は始まっていますし、15日は遅い時間設定にしてみました。
14日(木)午後3:00~ 東大文学部 317教室
Fleet Street, Dr Johnson and the book trade
この主催は都市史研究センターです。『江戸とロンドン』の企画のとき以来のもちこしで、
吉田伸之さん、伊藤毅さん、浅野秀剛さんとの比較論議を期待しています。
→ Cambridge Project for the Book
15日(金)午後5:00~ 東大文学部 315教室
Chance and containment: the popular and the official history of
lotteries
こちらは昨9月のAJCの後始末!
どちらも画像の多いセミナーとなります。夜は懇親会です。
お誘いあわせて、いらしてください。
2010年1月5日火曜日
トライアル利用
旧臘31日は、じつは夜まで大学に居て、未練がましくも、試用期間の終わるディジタル・アーカイヴを検索し続けていました。とくに The Making of the Modern World(ゴールドスミス=クレス文庫)および RHS Bibliography です。一つのかなりおもしろい(と信じる)着想=仮説のもとに、18世紀研究、E・P・トムスン批判(と再評価)を兼ねる分析がおこなえそうなのです。
(これは12月7日にも、もっと以前にも、書いた件です。大晦日=千秋楽じゃなく、もっと前にやるべき仕事じゃないか、と言われましょうが、じつは30日は * 先生のお見舞い、29日は『* 研究入門』の表記 & 用字用語の方針決定、28日は学内の校務、27日は親類関係のいろいろと『岩波 * 辞典』の項目問題、26日は『* 研究入門』のための交渉, etc. というわけで、ほとんど無限にさまざまの仕事が輻輳していたのです。正月は、もう3日から!)
着想・アイデアについて、ここで具体的には言えませんが、それにしても MMW の場合、キーワード検索で、18世紀について英語・フランス語ばかりでなく、ドイツ語・スペイン語の出版がたいへん多くヒットし、これぞ啓蒙のコスモポリタン性の証、といった観があります。
とにかく泣いても笑っても「紅白」だか「行く年来る年」だかとともに、アクセス権は消えてしまいました。
さて、東大図書館は、新年に賢明な決定をするでしょうか? MMW は1000万円と1500万円の間。
予算が限られていればこそ、cost/performance良き、賢明な選択をするべきです。
刮目して朗報を待っています。
(これは12月7日にも、もっと以前にも、書いた件です。大晦日=千秋楽じゃなく、もっと前にやるべき仕事じゃないか、と言われましょうが、じつは30日は * 先生のお見舞い、29日は『* 研究入門』の表記 & 用字用語の方針決定、28日は学内の校務、27日は親類関係のいろいろと『岩波 * 辞典』の項目問題、26日は『* 研究入門』のための交渉, etc. というわけで、ほとんど無限にさまざまの仕事が輻輳していたのです。正月は、もう3日から!)
着想・アイデアについて、ここで具体的には言えませんが、それにしても MMW の場合、キーワード検索で、18世紀について英語・フランス語ばかりでなく、ドイツ語・スペイン語の出版がたいへん多くヒットし、これぞ啓蒙のコスモポリタン性の証、といった観があります。
とにかく泣いても笑っても「紅白」だか「行く年来る年」だかとともに、アクセス権は消えてしまいました。
さて、東大図書館は、新年に賢明な決定をするでしょうか? MMW は1000万円と1500万円の間。
予算が限られていればこそ、cost/performance良き、賢明な選択をするべきです。
刮目して朗報を待っています。
2010年1月2日土曜日
東京スカイツリー
「東京スカイツリー」という名には今でも違和感を覚えます。そもそも、ツリーというカタカナ音の響きがガラパゴス的。原案「大江戸タワー」のほうが、下町にふさわしく、よほど良かった。とはいえ、東武鉄道の線路跡地にちゃくちゃくと建設はつづき、高さはすでに250mを越えています。やがて634mになるそうです。
もより駅は、東武線「業平橋」、半蔵門線・都営/京成線「押上」(むかしの都電の終着でした)。
わが集合住宅からは、ほぼ北の方角。何キロも離れていて、近傍の高層ビルにくらべると特別の仰角があるわけではなく、「すごい」といった印象はまだないけれど、遠さを考慮すると、それなりの存在感はあります。デザインも悪くないかもしれない。(わが家から現「東京タワー」は近傍のビル群に邪魔されて見えないので、スカイツリーの成長は楽しみではあります。)
高層ビル群は錦糸町付近、その右(北北東)、はるかに遠望される山影は、筑波山です。
登録:
投稿 (Atom)