2019年2月18日月曜日

資本主義と共同体を考える

 合評会のお知らせです:

大塚久雄から資本主義と共同体を考える』(日本経済評論社)
https://www.freeml.com/kantopeehs/69/latest
・日時:2019年3月5日(火) 13:00~17:00

・場所:青山学院大学青山キャンパス17号館 3階 17307教室
    最寄り駅 渋谷(JR・私鉄・地下鉄)または表参道(地下鉄)
   
・進行次第
1. 趣旨説明:梅津順一
2. 書評報告 
 ・恒木健太郎「歴史のなかの大塚久雄:文献学的観点から (仮題)」
 ・長谷川貴彦「コモンウェルス論再考:資本主義と共同体 (仮題)」
 ・近藤 和彦 「講座派ピューリタン、大塚久雄 (仮題)」
休憩
3. 編者の応答:小野塚知二・梅津順一
4. 討論
司会:道重一郎

 ------------------------------------------------------------

 ここでいう peehsとは「政治経済学・経済史学会」、かつての土地制度史学会を改組改称した学会です。
ぼくにとっては、1976年秋、高知大学で催された土地制度史学会の大会以来かもしれない。このときは「民衆運動・生活・意識」『思想』630号の原稿を提出し、校正も終わり、12月号の刊行を待つばかり、という状態で、29歳のぼくは生まれて初めて飛行機に乗って高知に行き、共通論題で「産業革命期の民衆運動」の話をしました! 吉岡昭彦さんにパワハラ(!)されました。
もちろん土地制度史学会と社会経済史学会とは(志向する方向は異なったけれど)メンバーはかなり重なったので、人的には今でも違和感はありませんが。
なおまた編者・趣旨説明の梅津順一くんは、1971年、大学院1年生、高橋幸八郎ゼミで一緒になりました。例の「生きてる化石」ゼミで。

 とはいえ、大塚史学を現時点で「資本主義と共同体を考える」という観点から再評価するというのは、なかなか problematic ですよね。3月5日には、ぼくも批判的な立場からコメントします。

0 件のコメント: