2010年5月5日水曜日
総選挙直前
6日(木)が投票日。写真のような支持看板を掲げる家もあったり、なかったり。
Gordon Brown 政権にとっては、初めて受ける総選挙の洗礼によって転ぶことがわかってる、という辛い選挙。今朝の新聞ではGuardian, Independent ともに
「Tory を勝たせないために、接戦区では LibDem に投票しよう」
というキャンペーンを打ちだし、ブラウン首相の渾身の演説でも、トーリ(というのは正確には正しくない、本当は保守=統一党、Cameron 党首)攻撃に集中して、自由民主党(Clegg 党首)にたいしてネガティヴなことはほとんど言わない。つまり連立を意識しているわけです。
日本語の響きはとても奇妙ですが、グラッドストン・ロイドジョージの流れをくむ「自由党」と、サッチャ時代に労働党を割って出た「社民党」が合併してできた Liberal Democrats が第3党でなく、第2党になる可能性が一時期語られていました。しかし、具体的に選挙区別に数え上げてゆくと、そういう劇的なことにはならないようです。むしろ三党すべてが過半数をとれない hung parliament の可能性は大いにあるので、そうした場合にどうなるか、どうするか、が目下の政治好きを夢中にさせているわけです。
わが James はこれまで落選することが自明の選挙区で自由党候補として立っていましたが、今回は勝つ見込みがある‥‥どうする? え、5月12日の research seminar はどうなるんでしょう。
そもそも、この寒い日々が続くと投票率にどう影響するか‥‥。予報のとおり夕刻から雨になると‥‥。(学寮内は暖房中。ちょっと甘く見て、セーターを持ってこなかったぼくは、外へ出ると、寒風に驚きます。)
東京の Aさん、今月はイギリスに滞在していたかったでしょうね。
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2 件のコメント:
民族大移動、お疲れ様です。
私たちは、仲良くやっております。
東京のA
やっぱり James は「自民党」で立候補していました。
→ www.jamesraven.org
セミナーや研究報告や、いろんな予定が詰まっていますが、どうするの? ぼくは庶民院議員邸に泊めていただくわけか。
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