ご無沙汰です。
9月1日夜から、老いたる母の闘病につきあって、心の余裕のない7週間目です。
「老老介護」でおたがいに疲労困憊!とはなりたくない、というときに、ケアマネージャさんが有能で助かっています。
そうした折、今月末よりケインブリッジからジョン・ウォルタ夫妻が来日して、ぼくの知性を再活性化してくれます。
(肖像権を考慮して、右側をトリミングしました。ぼくはなぜかすごい日焼け。)
ジョンは、C・ヒルの影響下に17世紀史を始め、社会史、民衆文化、とりわけ暴力の問題を正面から議論してきた人です。エセックス大学まで自転車で通勤したこともある! 日本人で留学生としてお世話になった方が何人もいるのではないでしょうか。
近世民衆史および政治社会の歴史家で、もっとも重要な人のひとり。J・モリルの親友でもあります。
ブロン夫人はアイリッシュ・ディアスポラおよびジェンダー研究。
東京でのジョンの予定は、次のとおり:
【主催者からは事前登録不要だが、懇親会参加希望の方は ihs@toyo.jp にご一報ください、とのこと。
この@マークは半角に変えてください。】
・10月28日(土)午後2時、東洋大6号館2階にて
Crowds & popular politics in the English Revolution: Recovering agency.
(コメント:那須敬) ⇔ なぜかブロン夫人のセミナーと同階隣室にてぶつかる?
・10月29日(日)午後1時、東洋大10号館3階にて
The new social history & discovering political culture in early modern England.
(斎藤修、高橋基泰、ギヨーム・カレ氏を迎えて、ケインブリッジ学派についての大討論会になるかも)
→ 詳細は、こちらのサイトから https://www.toyo.ac.jp/site/ihs/334083.html
・11月7日(火)午後6時30分、東大経済(小島ホール2階)にて
Reflections on my career as a historian
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