赤白の市松模様だけではつまらないから(?)、青緑の岩波新書を混ぜて並べているのでしょうか。ほんの少しイタリア的な色模様。2022年の新版と1962年の旧版とを比べてご覧なさい、といった趣向でしょうか。
ところで、岩波書店のサイトには、このような「試し読み」コーナーもあります。
→ https://www.iwanami.co.jp/moreinfo/tachiyomi/0256740.pdf これは1ぺージずつの表示ですが、実際の見開きの表示だと、もっと効果的ですね。
なおまた、すでに手に取ってくださった少なからぬ読者が、本にさわった感触、ぺージをくる心地よさ、etc.を伝えてくださいます。工学部のI先生のおっしゃる「書籍の人間工学的な形態論」でしょうか。ほんの少し厚めの紙質、柔軟でしっかりした製本、ほんの少し大きめの本文活字。それからもちろん、本文から左に目を移せば読める原註、訳註‥‥。デザイナと岩波書店の心意気に感謝です。
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