2012年1月29日日曜日

学会勧誘メール

寒いですね。お変わりありませんか?
年度末だからということもありますが、とにかく積年の課題が片づかないので、ブログへの書きこみは滞ります。

今日到来したのは、すでに3度目くらいの怪しい学会勧誘メール。まちがっても、わが日英歴史家会議(AJC)とは一緒にしないでください。
本文の大部分は無意味なので9割方割愛し、またURLなどは加工/解毒したうえで、引用します。

Quote -
Workshop, Invited Session(s), and Conversational Session: Call for Participation

Extended abstracts (600-1200 words) can be sent to stcsm-sec@...  according to the following deadlines (More details can be found at http://www.2012iii...)

CASE STUDIES AND METHODOLOGIES AND INTEGRATION OF ACADEMIC ACTIVITIES
This workshop will introduce participants to Case Studies and Method by showing the possibilities they generate for the Integration of Academic Activities

If you submit your extended abstract with a short CV of yours, you might be selected as a keynote speaker of your breakout session, in which case you would have more time to present your article, and/or selected as an invited speaker, in which case 1) your presentation and paper will differentiated as a invited one, and 2) you might be invited to present an additional paper with no additional charge.
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Thank you for your time

If you wish to be removed from this mailing list, please send an email to remove@... with REMOVE MLCONFERENCES in the subject line.
- Unquote.

こんなメールを世界中にばらまいている人たち、いったい、どんな意味/利益をもくろんでいるんでしょうね。どんな会合でもいいからとにかく invited speaker になりたい、という飢餓状態の先生方がいらっしゃるのでしょうか。
英語としても質が悪いし、- 悪文の典型みたいなところもある。そもそも、どうしてセンテンスの終わりにピリが付いたり付かなかったりするんでしょう? タイトルと見なされているわけでもなさそうです。
remove@... をクリックすると変なところへ誘導されちゃうんでしょうか。
おたがい、注意しましょう。

2012年1月19日木曜日

細川滋さん

香川大学教授の細川 滋 さん(ロシア中世史)が逝去されたとのことです。
http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/outline/announcement120112.html
東大西洋史で、ぼくの1学年下でした(1969~70~71年あたりの卒業年次はやや乱れています)。
堀米先生、城戸先生、樺山先生の教え子と言ってよいでしょうか。まだ若いのに、残念です。
ご冥福をお祈りします。

2012年1月4日水曜日

日英歴史家会議(AJC)

まったくもってお待たせしました。
このウェブページ、右肩に features としてありますとおり、

Call for Junior papers: AJC 2012 (第1報)

Anglo-Japanese Conference of Historians, 2012 (第2報)

を登載しております。どうぞご覧ください。
ほかの皆さんへの周知、宣伝もよろしく!

新 年

新 年 を い か が お 迎 え で し ょ う か。
 2011年度は 東大西洋史における有終の美という心づもりでいましたところ、空前の大災害と政治経済の昏迷には 狼狽し、私的にも快暢とは言いがたくなってしまいました。
 されば、ゆったり歴史学的に構えるほかあるまい、と居直りを決めています。
 恒例の『みすず』2月号アンケートにも書きましたが、授業のうち演習は、まぁ悪くない年かなと思っています。出版にかかわる企画や構想だけは今でも「泉のように」湧いてきますが、どうも実行力がともなわなくて‥‥、皆さんに迷惑のかけっぱなしです。
 これからも よろしくお願いいたします。

 2012年正月     近藤 和彦