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2022年12月15日木曜日

冬の星空

このところ全国的にたいへんな冷え込みとのことですが、関東平野は晴天で、また近ごろは月の出も遅いので、星空が楽しめます。
ちょうど(夜の12時以前ですと)東から南東にかけて「冬の大三角」が望める時期です。 → https://kondohistorian.blogspot.com/2021/12/blog-post.html (去年も書きました)
しかも今は夜空で一番明るく赤い火星(Mars)が、「大三角」とオリオン座の上方で惑い往来しています。https://www.astroarts.co.jp/special/2022mars/index-j.shtml
ちなみに惑星について『歴史とは何か 新版』p.170 が言及したのは、歴史における偶発性、不運、無知を論じる文脈でした。

2021年12月28日火曜日

夜空の大三角

 中学生・高校生のころ、冬の夕刻、帰宅時にはすでに暗くなっていましたが、夜空は広く暗く、またぼくの視力も2.0だったので、天の川も鮮やかに見えました。いくつかの星座も覚えました。 
 冬空のオリオン座(4つの一等星に囲まれた真ん中の三つ星が狩人オリオンの体躯とベルト)、左下にはその猟犬シリウスの白い目(夜空で一番明るいマイナス一等星!)。 オリオンの左肩(赤いベテルギウス)と、シリウスと、その左(東)に大きな正三角形を形成するプロキオン。冬の星空の初心者にもよくわかる大三角でした。
      (c)ニッポン放送 https://news.1242.com/article/279622  
 ところが、いつのまにか視力も減退し、また都市の夜は明るくすぎて、地上から天の川を見ることはなくなっていたものだから、1980年にケインブリッジで夜空に the Galaxy=the Milky Way が鮮やかに見えたのは、嬉しい驚きでした。チャーチル学寮の西の林の中に大学天文台がありました。そもそもケインブリッジが広大な農村部の真ん中に位置して、街灯もあまりなかったから、星を見るのに適していたのでしょう。
 この数日、日本海側の大雪の報道を聞きながら、関東平野は寒いけれど、申し訳ないほどの快晴で、しかもこの数日は月も未明・早暁まで出ないので、視力が0.1にも達しないぼくでも、わが家のベランダから夜空を見上げて集中すると、オリオン座や大三角くらい、そして冬のダイアモンド(Hexagon)までは、なんとかわかります。
 何十年も前の夜空を想い出しつつ、しかし、あの赤いベテルギウスは、やがてまもなく太陽よりはるかに激しく燃焼して生命を終える運命なのだ(数万年の範囲内で!)と知ると、天文学と歴史学とのスケールの違いをあらためて突きつけられるような気持です。

2018年6月18日月曜日

大阪の地震


 今朝、起きぬけの大阪北部地震ですが、マグニチュード6.1。高槻、茨木、箕面あたりで震度6弱。ちょうど大阪大学のキャンパスおよび宿舎の広がる付近ですね。まだ正確なことを知らぬまま書くのははばかられますが、皆さん、どうぞ身の安全を第一にお考えください。
 85歳の男性が自宅で倒れかかってきた書棚に挟まれて死亡というのも、痛ましいニュースです。寝室に「腰より高い物は置くな」とよく言いますが、住宅事情からむずかしい場合もあるでしょう。
【さきの東日本大震災で、ぼくはたまたま自宅にいて難を逃れたのですが、翌日、大学に行ってみたら、部屋のドアはすなおに開かず、全身の力で押して入ってみると、書棚の本や書類が床に散乱していました。固定書棚とは別に、高さ2mのスチール書棚も16基くらいならんでいましたが、据え付けかたを以前から -初歩的な物理学の知恵で- 工夫していたのが幸いしたか、倒れたものは一つもありませんでした。】

 それにしても大都市の地震としては、被害は特別に甚大ではなく、耐震、耐火の対策がそれなりに効果があるのだと実感しました。不幸中の幸いです。
 フォーラム〈地球学の世紀〉ですでに2011年より前に(!)地震学者が警告していました。21世紀日本にとって、次から次と大地震が起こるのは避けられない。だから、都市とインフラの耐震化・津波対策は、ほとんど運命的に重要だと。
 → このフォーラムの全もくじは、https://honto.jp/netstore/pd-worklist_0629016704.html
 全会合の記録が、松井孝典監修全・地球学 1996-2017(ウェッジ、2018)というでかい本として出版されています。ぼくも2項ほど書いています。

2018年1月31日水曜日

bloody moon

ほんとに血のような(汚れた!)満月で、これを目撃したことは幸せというより、なにか不吉な予兆ともとれます。
ほんの10分ほど前に我が家のベランダから撮ったショットです。
満月で隠れていた星々もいくつか姿を現しました。

2016年4月16日土曜日

熊本の震災

こちらが悠長なことをしたためている間に、熊本地方で14日夜から地震が連続し、今日もたいへんな惨状を呈していることを知り、何とも言葉がありません。
熊本大学には2010年11月に鶴島さん、高田さん、秋田さんの尽力で日韓英国史コンファレンス(KJC)が実現した折に参りました。宿に遅塚忠躬さんが亡くなったとの一報が届き、慌てたことを想い出します。
熊本は路面電車が便利な都市だと印象づけられましたが、今回の地震ではどうなのでしょう。お城の石垣が崩れているのをTVで見ました。市内の高層ホテルの客が小学校に避難したとの報道もあります。
どうか鶴島さんはじめ皆さまに大禍が及ばなかったことを祈ります。

2013年3月2日土曜日

三宅ディレクター


NHK-BSの予告を見ていたら、昔の名前ばかりか、笑顔も出てきたので驚きました。
【こちらは、むかし1999年9月、オクスフォードからウェルズ大聖堂、グラストンベリに行った小旅行のときのスナップ。14年くらいでは人は変わらないということかな。】

東大西洋史からオクスフォード大学へ、そしてロンドンで活躍とは聞いていましたが。
学生のころ、第2志望として映画関係で仕事ができれば、ということを聞いていましたから、その道に進んでいるわけですね。

母上のご実家は福島県とは承知していましたが、311に海通りでご親戚がたいへんな被害とは‥‥
[BS1]   <以下引用 (c) NHK>
2013年3月8日(金) 午後11:00~午前0:40(100分)
 福島第一原発事故のニュースを海の向こうで知ったロンドン在住のディレクターの三宅響子が、福島県浪江町の親類たちの軌跡を1年半にわたって追った。国際共同制作
  
【後日加筆】 見たあとの感想ですが、三宅さん自身の(進行形の)認識の歩みと、邦子おばさん一家とのこれまでの歴史と現在が交錯するドキュメンタリ作品でした。
Fact とはそれ自身の歴史をもつ;語られたこと、語られかたに左右されるし;そもそも近世英語では feat (なされたこと、事績)である、という ジョン・ルーカス(ルカーチ)を想い起こしながら見ました。

2012年12月8日土曜日

夕闇の地震


>授業後、地震があったようです。
>11F にいらして、大事ありませんでしたでしょうか。

という問い合わせをいただきました。ありがとう。いやはや高層の研究棟は大変に揺れて、書棚にしっかり置いてなかった雑誌は何冊も落下しました。

揺れはきわめて長くつづき、卒論面談中でしたが、ドアを開けて、廊下をはさんで向かいの部屋で演習中の Nゼミと一緒に 恐怖を共有しました。ただし、「311の揺れはこんなもんじゃなかった」という発言と、急遽、だれかがワンセグで見聞きしたNHKニュースで「宮城で震度5弱」、「東海道新幹線は運転見合わせ」(在来線は通常どおり)というので、安心した次第です。

と、呑気なことを記していますが、宮城など震源近くの方々は夕闇の中でおちおちできなかったでしょう。お見舞い申しあげます。

2011年12月19日月曜日

新館竣工

博物館に近い懐徳門を毎日利用している者としては、学士会分館敷地跡の小島ホールにつづく、分館解体 → 新棟建築工事には不便を強いられました。赤門から経済学部の手前を通って博物館・懐徳門に抜ける道が封鎖されて、大きく医学部本館の前、そして理学部生物学科の脇を迂回するしかなかった。
 それがようやく16日(金)にご覧のような状態で、竣工し、塀が撤去されたので、まだ内装に3カ月かかるとしても、直近を通ることが可能になりました。

 新館の正しい名称は何と言いましたっけ。
 カメラを構えつつ通りぞめをしていたら、『関東大震災』の鈴木さんに見つかってしまい、赤門脇の1923年以前の赤煉瓦造り(中野重治『甲乙丙丁』に出てくる、近代日本のちゃちな建物)がうまく生かされてますね、‥‥情報学環のコンクリートとちがって違和感がない, etc. などと話しつつ、‥‥図書館前の大ブロッコリまで来ました。

2011年7月4日月曜日

本郷の変貌 - 楠を切る愚 -

 ご無沙汰しています。またもや悲しいニュースです。

 先のエントリから6週間もあいだが空きました。
 理由として、例年より2コマ多い授業;柴田先生関連の追悼文の執筆(『史学雑誌』7号)や 7月14日の準備とかいったこともないではありません。しかし何といっても、総合図書館前で写真に見ていただくような変な工事が進行して、驚愕し、動揺し、しかもこれを推進している方々がぼくの知らない人々ではない、という事実に当惑して、無力感にさいなまれている、というのが大きい。


 5月26日、文学部教授会において、鈴木先生がじつに冷静・簡潔に、1923年関東大震災の戒めの象徴である噴水(地下は貯水池)と楠の大樹2本を、2011年東日本大震災の年に破壊するという東大執行部の案は愚劣にして驕慢、と説いてくださって、これで安心と思いきや。
教授会関係者がほとんど本郷にいない6月4日(土)に、写真のような工事が速やかに遂行されたのです。枝ばかりでなく、根回りも「処置」されました。ほとんど重機の前に投身して、業務妨害=阻止行動をとりたい気分でした。

 東大の総合図書館書庫問題は、もう20年前から議論されていて、ぼくは今の建物の真下の地下か、農学部の野球場の地上および地下に10層の書庫を建築すべきだと言い続けていました。予算がかかりすぎるとかなんとかいった理由で、むずかしいとされてきました(本気に検討されたことはあったのでしょうか)。
→ http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/contents/ac.html
 今回は、それゆけ現(文系)執行部のうちに、という拙速案で、歴史も記憶も景観も思慮も、どこかへ吹っ飛んでしまった。たった300万部の図書のために、楠の大樹2本と、立派な噴水を抹消するなら、現執行部と新図書館構想会議のメンバーは将来にわたって呪われるでしょう。(300万部って、ケインブリッジ大学中央図書館の3分の1にも満たないよ!)

 みなさん、工学部の公園スペースの緑のなかに、前田藩のお女中の呪いを鎮めるための灯籠が、いまでも大事に保存されていることを、ご存じですか。新図書館構想会議のメンバーである歴史学の先生方が、歴史を粗末になさるのを端で見ているのは、じつに悲しく虚しいことです。

2011年3月24日木曜日

宮城学院・学院長より

わが同期の桜より、近況のメールあり。以下に転載します。
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 震災見舞いメールをありがとう。それほど大変でもなくなってきたので、返事します。
 仙台市街地の揺れは1978年の地震よりやや大きかったが、さすがに耐震工事がほぼどこも出来ていて、建物倒壊はほとんどなく、死者けが人もわずか。ただ宮城学院でも天井板が落ち、書架・家具が倒れて研究室内はひどかった。
 今回の深刻さは津波。‥‥
 宮城学院でも大学生に死者が、今1人確認。学生生徒の対応はよくやっていると思う。‥‥
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Cengage データベース

下記のとおり、Cengageよりお申し出をいただきました。
それどころではない、という方もあるでしょう。
しかし、もしこれで便宜が生じるなら、文字どおり「災いを転じて福となす」。
復興に精だすと同時に、わが文明的な力を見せつけたいものです。

 近藤 和彦

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拝啓

この度は大変な地震に見舞われましたが
先生とご家族の皆様はご無事でしたでしょうか?
突然の大地震、地震をあまり経験したことのない私には
未だに軽いショックが残っております。
まだ余震、そして原発問題と大変な時期が続きますが
何卒ご自愛の程お祈り致します。

弊社は今回の災害にあたり、
この東北地方太平洋沖地震に見舞われた
大学教職員・学生の皆様に対して
弊社データベースを一定期間無料で提供させていただくことに致しました。
国立大学は東京大学様、私立大学は早稲田大学様、
そして国会図書館情報ポータルであるカレントアウェアネスにて
既にご案内済みでございます。

弊社ホームページ: http://cengage.jp/gale/
アクセス URL: http://infotrac.galegroup.com/itweb/cgjp

パスワード: insights

有効期限: 2011年5月1日

宜しければ、お知り合いの研究者及び学生の皆様、
外国人で被災された方々にご案内ください。

宜しくお願い致します。

敬具

大川 健太郎
Cengage Learning Japan

2011年3月23日水曜日

Statement of Support for Japanese scholars from the UK

下記のとおりメッセージをいただきました。転載します。

Dear Colleagues,

In case you have not already seen it the IHR has joined with the Royal Historical Society, the Economic History Society and the Social History Society in issuing a joint statement (see http://www.history.ac.uk and below) expressing our sympathy with you and the history community more widely in Japan.
Please do let me know if there is any practical assistance we can give. Our thoughts are with you at this difficult time.

Best wishes, Miles Taylor

2011年3月22日火曜日

Letter to the BBC

Are you in Japan? Are you taking part in the recovery efforts?
Send us your comments and experiences というページがあったので、以下のとおりコメントというより抗議文を送りました。


I am professor of history at the University of Tokyo, staying calm, business as usual.
I cannot help being angry at the inaccurate and irresponsible article written by Chris Hogg of BBC News, Tokyo, on 20 March 2011 GMT.
I quote:
'Four days after the earthquake and tsunami hit Japan, a local newspaper in Sendai - the city closest to the quake's epicentre - reported there had been 40 incidents of theft and looting since the disaster'.

Q1. Is Sendai the closest city to the epicentre?
- No. Ishinomaki and Kesennuma are.
Sendai is 100 kilometres distant from the epicentre.

Q2. What is the name of the local newspaper which Chris Hogg says 'reported 40 incidents of theft and looting', and when?
Were the incidents in London or in New York?
He does not specify where.

What is amazing about the disaster and disruption in eastern Japan now is the sensationalism and ungrounded reports of either inexperienced or ill-informed members of the press, who are unable to speak and read the Japanese language.

Will BBC please tell the world that the Japanese are one of the best-literate nations, perhaps the most civilized, in the world today?
They are also polite and commercial, and their cultured life at the time of the present 'national crisis' may be worth investigating. You live and learn.

2011年3月20日日曜日

Business as usual

皆さま

11日以後のひんぱんな余震、判明する甚大な被害、そして福島原発‥‥といった、想像を絶する未曾有の事態には驚き、ほとんど萎縮しそうになります。
ご親戚や知己などに被害はないでしょうか。

さて、この間の卒業式・修了式にかかわる日程につき、個人的希望とはことなる展開となりましたが、東大総長の決定があり、人文社会系研究科・文学部からの通知もあり、研究室=専修課程でも祝賀行事をふくめて中止・延期とせざるをえません。
ただし、大学当局の決定とは別に、当事者だけで判断・行動できる、博士論文審査や委員会、等々の業務や会合は、予定どおりとしたいと思います。

激甚な天変地異であればこそ、可能な業務や支援行動は平常心で粛々とおこなう(Business as usual)というのが、われわれにとっても、われわれを注視している世界の人々にとっても、いま必要だし、求められているのではないでしょうか。冷静にほとんど英雄的に任務を遂行する消防関係者、そして救助関係者には頭が下がります。
対照的に「軽い不安から」余分な買いものに走る庶民、煽るような海外メディアを見るにつけ、その感を強くします。

2011年3月17日木曜日

平成22年度学位記授与式・卒業式について

残念な決定ですが、全教員あての通知を以下に引用します。

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平成22年度学位記授与式・卒業式について、本日17日(木)午後に本学HP
に濱田総長から発表がありました。

URLは次のとおりです。http://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/h15_07_j.html

これを受けて、誠に残念ですが、平成22年度の本研究科・学部における学位
記伝達式等は自粛することにいたしました。今後の対応どうかよろしくお願い
いたします。

修了生・卒業生に対する学位記の受け渡し、及び修了証明書・卒業証明書の発
行については、別添のとおり本研究科・学部HPに掲載します。
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「放射線・放射能の基礎知識」についての勉強会

東大の災害対策本部から、以下の案内を周知するよう依頼されました。

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               災害対策本部長
                 理事・副学長 前田 正史

    「放射線・放射能の基礎知識」についての勉強会について

 放射線・放射能についての報道・情報をよりよく理解し、活動に活かし
ていただくために、以下の要領で「放射線・放射能の基礎知識」につい
ての勉強会を開催いたしますので、お知らせいたします。関係者へのご
紹介をお願いいたします。

対象:東京大学 文系及び理系の学部・研究科等、研究所等構成員
   (教職員・学生)

日時:3月18日(金)14時~15時

会場:法文1号館25番教室

        【本件問い合せ先】
         災害対策本部 環境放射線対策プロジェクト
          内線   22038
          リーダー 田中 知(環境安全本部放射線管理部長)
          担当理事 松本洋一郎

追伸:なお、参加人数、教育・研究分野等を考慮し、理学系、工学系につ
いては別の機会を設けております。
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2011年3月16日水曜日

仙台より(代筆)

東北大学経済学研究科のO先生からは、今朝メールを頂戴いたし
御自宅は「食器一つ割れず」でいらっしゃたとのこと。
研究室は「本のカーペット」とのことでございましたが
そのお片付けも済まれたと伺いました。
やはりガソリンと食料の不足は厳しい状況の御様子でした。

Earthquake - Tsunami - Explosion

All my sympathy for the terrible news. I hope that you, and all your family, friends, and students, are safe.
Will this reach you? I'm not sure; but just to let you know that I am thinking of you.
All best wishes: As ever, P.



We have been watching the pictures and reports from Japan with growing shock. We write to our Japanese friends to express our great sadness at the horrendous damage being done to a place and people we have come to admire. You, your families and friends are in our thoughts.
In sympathy J.



We are all thinking of your wonderful country, so badly treated by the destructive forces of nature. Our son is in Tokyo. I don't know whether the phone lines are working, but in case you wanted to call him he is at the HO. We have not heard from him by email this morning, though it was working yesterday. Maybe the electricity is down, due to the explosion at the nuclear plant. He and the other members are still hoping to get their plane back this coming Monday, but who knows?
I hope everyone in your family and among your friends is OK, and I wish much courage and hope to Japanese colleagues, friends, citizens. N.



The devastation that has hit the northeastern part of your great country is front-page news. The nuclear power station explosions on top of the tsunami make this an almost inconceivable human catastrophe. I pray for you, your family, friends and colleagues. It sounds as though no one is untouched, and we all know that a disaster of such scale will have social, economic and political effects across the world as well. Do write when you have a chance, and let me know how you are. C.



We have been watching the situation in Japan with concern for our friends. Tadashi has kept us informed about the situation in Tokyo, so I hope that all is well with you. I am worried for colleagues in Sendai where I spoke a few years ago. I know that the members of the AJC are thinking of colleagues with concern.
Best wishes M.



Just a brief note to tell you how bad we feel about the terrible events in Japan. I hope that all the Kondo family are safe and well and that we will be able to get together again before too long.
Our thoughts are with you and with everyone suffering in Japan at the moment.
Best wishes D.

2011年3月12日土曜日

東日本巨大地震

 何人もの方々からお問い合わせをいただいています。
 電話もたいへん通じにくく、家族の間の確認も滞り、なにより余震がそれなりに大きく、何度も何度も -今でも- 来るのには、参ります。こんな経験はしたことありませんし、千葉に一人で住む老母も「こんな怖いこと、生まれてこのかたなかった」と昨夜の電話で言っていました。亡き父の位牌が、母の代わりに床に転げ落ちて、守ってくれた、とのことです。
 湾岸でもたいへん長く大きく揺れましたが、落下物などはなし。28歳の末娘は、飯田橋から2時間半、徒歩で帰宅しました。

 今日、おそるおそる本郷の部屋に来てみたら、ドアが中に向けて開けられないほど書類や本や箱が散乱していました。主机の引き出しは全開していました。書架が倒れたり棚がはずれたり、といった構造にかかわる損傷はなく、特定の3箇所で物が動き、床に散乱しています。ということは、とりわけ置きかたが不安定だったり、段ボール箱で囲った特定図書やファイルのコーナーで、用益者じしんの責任、ということのようです。

(写真を見て、ふだんとほとんど同じじゃないか、と受けとめられる方々もありそう‥‥)


 それにしても今回の大地震、東京・千葉でこうなのですから、仙台・東北地方は想像をこえる被害だろうと思います。みなさま、ご無事でいらっしゃるよう、お祈りいたします。

 ご心配してくださる方々がおられますので、ミニマムのことはブログに記すようにします。

2011年3月11日金曜日

地震と津波の被害

 14:46、測定史上最大(M 8.8)の地震ということですが、たしかに東京でさえ、これまでに感じたことのない大きな揺れが長く続き、恐怖を覚えました。余震がいまも繰りかえすことには驚きます。岩手、宮城、福島、茨城の方がた、お見舞い申しあげます。
 テレビ画面でみた津波には、戦慄します。千葉のコンビナートの火災も恐ろしい。
 じつは今夕に豊洲で所要があり、朝から在宅で控えていたのですが、津波警報もあり、区からは公共放送で避難指示もあり、お台場の火事の黒煙がこちらまで風で流れてきたり、‥‥そもそもお約束の先方が地下鉄不通にて出かけられないということで結局キャンセル。日時はあらためて、となりました。窓からみえる水面の位置が気になりましたが、めだった変化は素人目には?
 さっそくイギリス、韓国、そして大阪から安否を問うメールが来ました。有難うございます。
電話はこういうときに不便で、天変地異も、ぼくの老母のようなIT文盲には厳しいですね。