旧臘31日は、じつは夜まで大学に居て、未練がましくも、試用期間の終わるディジタル・アーカイヴを検索し続けていました。とくに The Making of the Modern World(ゴールドスミス=クレス文庫)および RHS Bibliography です。一つのかなりおもしろい(と信じる)着想=仮説のもとに、18世紀研究、E・P・トムスン批判(と再評価)を兼ねる分析がおこなえそうなのです。
(これは12月7日にも、もっと以前にも、書いた件です。大晦日=千秋楽じゃなく、もっと前にやるべき仕事じゃないか、と言われましょうが、じつは30日は * 先生のお見舞い、29日は『* 研究入門』の表記 & 用字用語の方針決定、28日は学内の校務、27日は親類関係のいろいろと『岩波 * 辞典』の項目問題、26日は『* 研究入門』のための交渉, etc. というわけで、ほとんど無限にさまざまの仕事が輻輳していたのです。正月は、もう3日から!)
着想・アイデアについて、ここで具体的には言えませんが、それにしても MMW の場合、キーワード検索で、18世紀について英語・フランス語ばかりでなく、ドイツ語・スペイン語の出版がたいへん多くヒットし、これぞ啓蒙のコスモポリタン性の証、といった観があります。
とにかく泣いても笑っても「紅白」だか「行く年来る年」だかとともに、アクセス権は消えてしまいました。
さて、東大図書館は、新年に賢明な決定をするでしょうか? MMW は1000万円と1500万円の間。
予算が限られていればこそ、cost/performance良き、賢明な選択をするべきです。
刮目して朗報を待っています。
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