2011年11月3日木曜日

SOHBI の邦訳

『オックスフォード・ブリテン諸島の歴史』(慶應義塾大学出版会)について、こんな書き込みをしています。
→ http://kondo.board.coocan.jp/?m=listthread&t_id=579
先々週、院生とのやりとり(「きみ、なに言ってんの」!?)があったお陰で、確認できた点です。さもなければ、済みません、読んでいませんので‥‥

ちなみに申しますと、巻末に記されている編著者 Collinson 先生の経歴で「ケント大学(ケンブリッジ)」はひどい。編集サイドの常識の問題でもあります。
University of Kent at Canterbury はキャンタベリ市にあるケント大学(1960年代設立)、ケインブリッジ大学とは全然関係ないが、一時期はコリンソンや Theo Barker を擁して勢いのあった新設大学でした。ラテン語で Cantuaria.
ケインブリッジの Cantabrigia との間でとくに略号で記された場合には紛らわしかったりしますが、それにしても中近世において Cantab.と Cantuar.の区別は決定的に重要ですね。

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