2018年5月13日日曜日

承前:古稀の認識


 昨日、中学の同期会で心に刻み込まれた第2の点は、70歳の元生徒たちの生活に根づく認識です。
 親の介護といった件はあまりに多くの人の共通経験で、とくにどうということもないほど。
 それが配偶者のこととなったとたんに、とくに男子ですが、生活と世界観の大きな転変に至ることもある。‥‥ それでも前を向いてポジティヴに生きるヤツが何人もいたのだと遅まきながら知って、これは想定外のたいへんな収穫でした。
 ひとは一人で生きているわけではない/一人だけで生きようとしてはならない、だれの支援でもありがたい(すなおに受けとめよう)、といった真理に心いたるのも、老境に入ってこそです。
 千葉駅で別れ際にいただいた、ちょっとした一言で目頭が熱くなったりしました。

1 件のコメント:

Yoshiro さんのコメント...

近藤先生。ひとは一人で生きているわけではない/一人だけで生きようとしてはならない、という言葉は、深く身に沁みました。一人の人間として、近藤先生の振る舞い方に、深い敬意を感じております。