2011年12月15日木曜日

『教養学部報』12月7日

目ざとい読者は、もうとっくに読んでいるでしょう。ぼくが学生のころから同じスタイルで刊行されています。
→ http://www.c.u-tokyo.ac.jp/gakunai/gakubuhou/
 543号は、なんと1947年度生まれ、たいていは1966・67年に大学入学の方々の定年退職の弁が並んでいます。しかも、7人のうち4名 - 黒田玲子さん、池田信雄さん、本村凌二さん、山内昌之さん - は個人的なお付き合いのあった方々です。
 感慨深い、と言わずしてなんと言おう。

 黒田さんは、ぼくがお話ししたことのあるひとの、世界で一番か二番に美しく聡明な方。(もう一人の二番か一番の方は、ケインブリッジで James Raven に引き合わされたネパール人とイギリス人の間に生まれた女性で、その穏やかなお話に感銘しました。とはいえこちらの方はたった一度会ったきり、再会をはたしてない!)黒田さんには、新地球学の例会で会えるのをいつも楽しみにしていますが、ただしお忙しくなさっているので、毎回というのは無理。残念。

 池田さんは、名古屋大学でご一緒しました。しかも大学の幸川町宿舎でご近所どうし、子どもも同じ小学校、というので家族まみれのお付き合いでした。前後してそれぞれ東大に移ったのに、こちらではなかなか同道できませんね。

 本村さんは、本郷の大学院以来ですから機会は少なくなかったはずなのに、専門の違いということもあって、あまり深い付き合いとはならなかったね。

 山内さんは、最初のうちはぼくのほうで失礼が続いてしまいました。ようやく近年ご一緒して、いい感じになってきたところ。

 というわけで、皆さん、じつは同い年なのでした。
 これからあと何十年の付き合いになるのでしょう。これまでにも増して、お元気で!

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