2010年7月13日火曜日
National Gardens Scheme
11日(日)は、日本では参院選、グローバルにはFIFA world cup final(スペイン王国がカタルニアの力に依拠して、400年ほど前のオレンジ党ネーデルラントに意趣返しをした夜)といった人々の関心を集める出来事があったようです。ケインブリッジ近郊でローカルには National Gardens Scheme によって年に3度だけ開放される個人庭園をみる好機でした。なんと労働法の忍さんが借りている邸宅がその一つ Wild Rose Cottage ということで、斉藤さん、小峯さんと一緒に、Lode村を探訪することにしました。
ケインブリッジ市から東に車で20分ほど、16世紀、ヘンリ8世の修道院領払い下げの結果生まれた(rise of a gentry !)Anglesey Abbey という名(Abbey は invention!)の所領の近傍にある村 Lode. 写真のように静寂で、きっと豊かな中産階級の住む小さな村です。通過する車はなく、歩くのはわれわれ余所者 visitor ばかりなり。
開放された庭園の造りは各々さまざまで、ローマ風の folly を置くところあり、
また自然(wild)をテーマに、まるで手をかけてないように見えるよう、しっかり手入れしているところあり。Landscape gardening の長い18世紀をやってる者としては、もっときちんとリサーチした上で来るべきだったと後悔。
こちらの Wild Rose Cottage は奥が深くて、ぼうぼうの草に囲まれた池に向かって近隣のアーティストのオブジェがあるかと思えば、その視線の向こうには東屋(亭)がみえるではないか。東屋には椅子も茶器も揃っていて、「フィガロの結婚」の終幕の前提ともいうべき庭園!
ちなみに、National Gardens Scheme もまたチャリティ(公益団体)でしたよ、金澤さん!
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